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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

更新日:2021/10/07 21:36

人材育成

コミュニケーション

ビジョンメイキングとは【コミュニケーション/社員教育】

読了まで約2分

部下であるメンバーのモチベーションを上げることは、リーダーの重要な役割のひとつです。

モチベーションを上げるための方法にはさまざまなものがありますが、そのなかのひとつに「ビジョンメイキング」という方法があります。

本記事では、ビジョンメイキングについて詳しく解説します。また、ビジョンメイキングを行うことのメリットなども紹介します。

ビジョンメイキングは部下のモチベーションを高めるビジョンを設定すること

ビジョンメイキングとは、組織やチームを束ねるリーダーが各メンバーのモチベーションを高めるために行う、ビジョンの設定のことを指します。

メンバーは自身のビジョンを明確に描けていなかったり、メンバーによって思い浮かべるビジョンが異なったりするため、

リーダーによるビジョンメイキングは仕事を行ううえで非常に大きな意味を持ちます。

企業が描くビジョンとそれぞれのメンバーが描くビジョンは一致していることが望ましいです。

しかし、ダイバーシティの推進が推奨される昨今では、企業のビジョンと各メンバーのビジョンは必ずしも一致している必要はありません。

そのため、ビジョンメイキングは、ダイバーシティマネジメントを推進する企業のリーダーに、とくに求められることでもあります。

 

ビジョンメイキングを行うことの2つのメリット

ビジョンメイキングを行うことによるメリットとしては、

「メンバーが主体的に行動を行うようになる」「モチベーションやエンゲージメントが向上する」といったことが、主に挙げられます。

それぞれのメリットについて、詳しく説明します。

1. メンバーが主体的に行動を行うようになる

ビジョンメイキングを行うことで、それぞれのメンバーは自身が向かうべき方向をはっきり認識することができます。

つまり、これまでは霧の中を手探りで進んでいたような状態だったのが、霧が晴れて視界がはっきりしているような状況になるのです。

そのような状態になれば、メンバー自身が主体的に行動を起こすことを期待できるので、いわゆる「指示待ち」のメンバーがいなくなります。

チームや組織の生産性が上がれば、企業全体の業績の向上にもつながるでしょう。

2. モチベーションやエンゲージメントが向上する

メンバー自身が何をすればいいかをはっきりと認識することができれば、今まで以上に仕事に精を出すことができます。

そのため、仕事に対するモチベーションが向上して、生産性やエンゲージメントの向上にもつながるでしょう。

ビジョンメイキングが成功するとは限らないため要注意

上記2つのメリットが得られるのは、リーダーによるビジョンメイキングがうまくいった場合の話です。

うまくビジョンメイキングが行えなければ、逆にチーム・組織のモチベーションやエンゲージメントを低下させてしまうこともあり得ます。

場合によっては生産性が下がり、業績低下を招きかねないため、要注意です。

 

ビジョンメイキングを行うためにはアクションプランの策定が重要

メンバーはそれぞれ異なる人間なので、各メンバーが描くべきビジョンもそれぞれ異なります。

そのため、リーダーがメンバーにビジョンメイキングを行う際は、各メンバーが業務上でどのような役割を担わなければならないかや、

どのような人と関わる必要があるのかを、メンバー自身に認識させる必要があります。

現在の自分の状況と目指すべき理想的な自分の状況のギャップを把握させて、そのギャップを埋めるためのアクションプランを策定します。

アクションプランの肝は具体性

アクションプランとは、「何を」「いつまでに」「どうするのか」に関するプランです。

1年後・3年後・5年後のように期限を決め、そのときまでに自分自身はどのように成長するか、

そのためにはどのように行動しなければならないかについて、なるべく具体的に決めます。

その後、立てたアクションプランと現在の業務上の課題などをリンクさせ、それをクリアしていくことをミッションにして、

ビジョンをもとにした成長を促します。

 

ビジョンメイキングはモチベーションやエンゲージメントの向上に重要

ビジョンメイキングとは、チームリーダーが各メンバーのビジョンを設定することです。

共通のビジョンが設定されているかどうかで、メンバーのモチベーションや生産性・エンゲージメントは大きく変わってきます。

そのため、チームや組織のリーダーは、各メンバーに対して適切なビジョンメイキングを行っていくことが大切です。

ただし、ビジョンメイキングは必ずしも成功するとは限りません。

確実な成果につなげるためには、具体的なアクションプランを練ることが大切です。

メンバーが力を合わせて業務に取り組めるよう、上からの一方通行にならないビジョンメイキングを心がけましょう。

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