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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

更新日:2021/10/09 22:10

経営

人材育成

インタアクションマネジメントとは【人材定着/リーダーシップ】

読了まで約2分

組織で働く際に求められる能力にはいろいろありますが、普遍的に幅広く求められる能力は、リーダーシップです。

リーダーシップをどの程度備えているかには個人差がありますが、インタアクションマネジメントを行うことで、

効率的にリーダーシップを強化・育成することができます。

本記事では、インタアクションマネジメントとは何か、インタアクションマネジメントが求められている背景、

インタアクションマネジメントを行うメリットについて、解説します。

インタアクションマネジメントとは従業員のリーダーシップを強化・育成するプログラム

インタアクションマネジメントとは、組織における各メンバーの自発的な行動を引き出し、

リーダーシップの強化・育成を行うことで、組織の目標達成を目指すプログラムのことです。

組織として優れた成果を上げるためには、各メンバーが自分自身の役割を理解して、

自身の能力を最大限に活かすことができるスキルセットを身に付けることや、

職場でしっかりとしたリーダーシップが発揮されることが重要です。

 

また、業務に根差した人材を定着させると共に、モチベーションの向上を図ることも、同時に行う必要があります。

そういったことに効果的なのが、インタアクションマネジメントです。

 

インタアクションマネジメントが求められている背景

リーダーシップと聞くと、管理職などのような立場が上の方に求められている能力のように思われがちですが、決してそのようなことはありません。

リーダーシップとは、目標達成のためのビジョンを組織で共有して掲げ、そこに向かって進んでいき、

道中で問題があれば解決しつつも前に進んでいく能力のことを言います。

つまり、組織やチーム全体で成果を上げるためには、組織メンバーやチームメンバーの全員が、リーダーシップを備えていることが望ましいのです。

リーダーシップをどの程度備えているかには個人差があるため、各個人のリーダーシップを適切に引き出すために、

インタアクションマネジメントが求められているのです。

 

インタアクションマネジメントを行う3つのメリット

インタアクションマネジメントを行うメリットとしては、主に以下のようなことが挙げられます。

  • リーダーシップの発揮に不可欠なコミュニケーション能力を磨くことができる
  • 組織全体のモチベーションが向上する
  • リーダー候補者を幅広く育成することができる

それぞれのメリットについて、説明します。

①リーダーシップの発揮に不可欠なコミュニケーション能力を磨くことができる

リーダーシップを発揮するにあたってもっとも重要視される能力は、コミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力を高めるためには、普段から人の話に耳を傾けるなどの姿勢が重要です。

日々の努力によってコミュニケーション能力を高めると共に、インタアクションマネジメントによってコミュニケーション能力を磨くことができます。

②組織全体のモチベーションが向上する

インタアクションマネジメントによって従業員全体のコミュニケーション能力が向上している組織は、自然とモチベーションも向上するものです。

モチベーションが向上すると、エンゲージメントも同時に向上するため、離職率の低下につながり、

生産性も向上するというよいループに入ることができるでしょう。

③リーダー候補者を幅広く育成することができる

リーダーシップはすべての従業員に必須とお伝えしましたが、そんな中でもやはりリーダーが備えているべき資質であることは、間違いありません。

すべての従業員に対してインタアクションマネジメントを実施し、多くの従業員がリーダーシップを備えているようになれば、

次世代のリーダー候補がその分だけ増えることになるので、組織としての安定性も増します。

 

人材の定着につながるインタアクションマネジメント

インタアクションマネジメントはリーダー候補者を育成し、業務に適した人材の定着につながります。

人材の定着は企業にとって非常に有益です。

総務省統計局の発表によると労働力人口(15 歳以上人口のうち就業者と完全失業者を合わせた人口)は、前年と比較して18 万人減少しています。[注1]

また、国立社会保障・人口問題研究所は、人口は減少傾向にあり2065年には総人口が8,808万人になると発表しています。

8,808万人のうち、老年人口は38.4%を占めるとされており、労働力不足が予想されます。[注2]

このような働き手が減少していく状況においては、インタアクションマネジメントで人材を定着させることが大切です。

 

[注1]総務省統計局 労働力調査(基本集計)2020年(令和2年)平均結果の概要

https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/index.pdf

 

[注2]国立社会保障・人口問題研究所 日本の将来推計人口(平成 29 年推計)

http://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2017/pp29_PressRelease.pdf

 

インタアクションマネジメントによって従業員のリーダーシップを効率的に高めよう

すべての従業員が備えているべきリーダーシップを効率的に強化・育成するために、インタアクションマネジメントは非常に重要な役割を果たします。

組織としての競争力や生産性を高めるために、インタアクションマネジメントを効率的に活用していきましょう。

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