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武蔵野コラム

更新日:2021/03/25 10:48

経営

人材育成

ソーシャルレコグニションとは?導入手順や実施例を詳しく解説【離職防止/人材不足】

読了まで約2分

新卒社員が3年以内に離職する割合が30%近くある現在、人材を組織に定着させることが課題となっている企業は多いのではないでしょうか。
職場環境を改善し、従業員満足度を高める取り組みとして注目されているソーシャルレコグニション。
ソーシャルレコグニションとは、従業員同士が個人の努力や実績を認識し、承認することです。

今回は、ソーシャルレコグニションについて、導入手順や実施例を交えてご紹介します。

ソーシャルレコグニションとは

元々「レコグニション(Recognition)」とは、「承認」「認識」という意味を持つ言葉で、
ソーシャルレコグニションとは、従業員の成果を組織全体で褒め合う仕組みのことです。

従来の人事制度であれば従業員が組織に対して価値を生み出した場合、昇給やボーナスといった金銭的報酬を与えていたのに対して、
ソーシャルレコグニションでは職場環境や個人のモチベーション向上を目的に、非金銭的報酬を与えます。

ソーシャルレコグニションが注目されるようになった背景として、少子高齢化の影響で人材不足に陥っている企業の増加が挙げられます。
人材不足が課題となっているからこそ、企業で働く従業員のモチベーションを向上させて、一人あたりの生産性を高めたり、
組織に対する帰属意識を持ってもらったりする必要があるのです。

 

ソーシャルレコグニションを行うメリット

ソーシャルレコグニションを行うことで組織にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

従業員満足度を高められる

ソーシャルレコグニションを行うメリットの一つに、従業員満足度を高められることが挙げられます。
従業員満足度とは、給与面の待遇だけではなく、福利厚生や職場環境、個人のモチベーションといった面で、その企業で働く従業員の満足度を表す指標のことです。

ソーシャルレコグニションを実践することで、従業員同士の結びつきや他者から承認されることへの喜びを感じる従業員が増え、従業員満足度を高められるでしょう。

従業員の離職防止につながる

転職が当たり前になり人材の流動化が進む現在、企業にとって従業員の離職防止は急務です。
人によって仕事のモチベーションは異なりますが、
20代や30代の若年層は金銭的報酬以上に「自分は組織から認められているのか」ということを重視する傾向があります。

ソーシャルレコグニションを実施し、従業員同士が褒め合う組織を作ることによって仕事へのやりがいを感じ、離職防止につながるのです。

商品やサービス品質が改善される

ソーシャルレコグニションによって従業員満足度が高まることによって、商品やサービス品質が改善されることがあります。
一見すると、「商品品質」と「評価」は結びつけにくいものですが、従業員が持つ組織への帰属意識や従業員満足度が高まることで、
「さらに組織に貢献したい」「より良い環境を作るためには何が必要か」といった思考につながりやすくなるのです。

 

ソーシャルレコグニションの導入手順

実際にソーシャルレコグニションを実践するためには、どのような手順を踏めば良いのでしょうか。
ここでは、ソーシャルレコグニションの導入手順についてご紹介します。

導入目的を明確にする

ソーシャルレコグニションを効果的に行うためには、「離職防止につなげたい」「従業員満足度を高めたい」といった表面的な導入目的だけではなく、
どのようなことに課題意識を持っていて、組織としてどのように改善していきたいのか、導入目的を明確にしましょう。
導入目的を明確にすることで、制度をただ表面的に運用してしまうことを防ぎます。

制度の運用ルールを決める

従業員が自然に褒め合う環境を作ることができれば良いのですが、制度の導入直後はそうはいかないものです。
ソーシャルレコグニションを構築するためには、評価の対象や基準をあらかじめしっかり決めておきましょう。
運用ルールを決めておくことで、導入後に現場で混乱が生じることなく、制度が浸透しやすくなります。

運用後に効果検証を行う

ソーシャルレコグニションを導入し、組織や従業員に対してプラスに働きかけるためには、従業員目線で効果検証を定期的に行う必要があります。
制度の導入に満足し、効果検証を怠ってしまうと、効果そのものが有名無実化してしまうことも。

このような事態を避けるために、「制度の導入によって従業員は生き生きと働けているか」「現在の運用ルールは最適であるか」
などといったことを定期的に見直したり、制度の導入によって生み出された効果を測ったりすることで、さらに良い制度に作り上げていくことができます。

 

ソーシャルレコグニションの実施例

「従業員同士が褒め合う組織作り」と言われても、何をするべきなのか浮かびにくいのではないでしょうか。
ここでは、ソーシャルレコグニションを導入している企業で行われている評価制度の一部をご紹介します。

ピアボーナス制度

ピアボーナス制度とは、仲間を意味する「peer」と報酬を意味する「bonus」を組み合わせた造語で、
従業員同士が金銭的報酬を送りあうことができる仕組みのこと。

従来であれば従業員の評価は上司が行うことが一般的でしたが、ピアボーナスは現場の従業員同士がお互いを評価し、
少額のボーナスを支給する新しい人事制度です。

ピアボーナス制度は、数字に反映されないものにも適用することができ、
マネジメント層や人事では見落としてしまう可能性があるような現場の細かいことに対しても評価できるというメリットがあります。

従業員表彰制度

従業員表彰制度とは、全社定例会や総会など多くの人の目に触れる場で組織に対して何らかの貢献をした従業員を表彰する制度のことです。
表彰制度は、表彰の対象となる従業員のモチベーションをさらに向上させることに加え、
一貫した基準を設けることによって「このくらい成果を出せば自分も表彰される」と考える従業員を増やすことを目的にしています。

このような従業員が増えることで、組織全体のレベルの底上げができるでしょう。

 

ソーシャルレコグニションを導入して従業員満足度を高めよう

今回はソーシャルレコグニションについてご紹介しました。
ソーシャルレコグニションは従業員満足度を高め、組織に人材を定着させることを目的に導入を始める企業が増加傾向にあります。

制度の導入直後は現場でさまざまな問題が発生する可能性もありますが、
その都度従業員視点で制度の内容をブラッシュアップしていくことで、より良い評価制度を作り上げることができるでしょう。

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