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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

更新日:2022/02/19 09:52

コミュニケーション

働き方

仕事をする上で家庭に理解を得るために必要なこととは【働き方/共働き】

読了まで約2分

円満な家庭が仕事を支える

昭和の時代は「夫は外で働き、妻は家庭を守る」という家族モデルが大衆化していました。

内助の功という言葉にあるように、夫が外で安心して働けるように、妻は家庭を支え、夫を支えるのが理想とされていたのです。

昔は、夫が仕事を顧みずに仕事のみに専念しても、妻は不満を持たずにそれを支えていました。

仕事をしてお金を稼いできさえすれば家庭を大切にしているということになり、家族もそれを受け入れていたのです。

夫は仕事だけしていればよかったので、ある意味楽な時代だったと言えるでしょう。

 

しかし、1990年代から共働きの世帯が増加し、今では共働きの世帯が多数を占めます。

妻も自分の仕事や自分の世界を持ち、夫と妻それぞれが自己実現していくことが求められるようになりました。

たとえ妻が専業主婦であったとしても、ただ家事をして家庭を守るというのではなく、

夫と理解しあってよりよい家庭を築き、お互いに充実した人生を送りたいと思っています。

夫もただ仕事をしているだけで済む時代ではなくなりました。

妻と一緒に家庭を築いているのだという意識を持ち、仕事と同じように家庭にも積極的に関わることが求められるようになっているのです。

そのように夫婦で作り上げた円満な家庭があって初めて仕事に力を注げるとも言えるでしょう。

 

家庭の円満はお互いの理解から

夫婦は育ってきた環境が違うと、理想の家庭像も異なります。

まずは互いにどのような家庭を作っていきたいか、しっかりと話す必要があります。

例えば、お互いの実家との関わり方です。

お盆とお正月はどちらの家に顔を出すのか、日常的にどれぐらい連絡をとり、孫に合わせるのはどのような機会なのかなどです。

互いの実家の距離もありますが、互いの親を尊重し、適度な距離を保つことも大切になります。

夫が望んでいること、妻が望んでいることを双方理解し、どの程度であれば歩み寄れるのかを夫婦ですり合わせることが大切です。

また、社長の妻とあれば普通のサラリーマンの妻とは違う大変さがあります。

取引先や、お世話になった他社の社長、また自社の社員を時には自宅に招き、おもてなしをしたいと思う社長もいるでしょう。

社長の妻はそれを負担に思う人もいるかもしれませんが、周りの人があって会社は成り立っています。

煮込み料理を前日に作り、オードブルはでき合わせを盛り付け、飲み物等を準備する。

あるいは庭があれば材料を切ってバーベキューをする等、工夫次第ではそこまで負担なく、おもてなし料理を用意することができます。

妻と話し合いながら、お互いに負担が大きくなりすぎないような方法を考えていきましょう。

普段仕事をしている人を妻に会わせ、話をすることで、妻にとってもより夫の仕事や、仕事仲間にしかわからない夫を知ることができるでしょう。

 

社員の家庭にも配慮が必要

今の時代は、社員もいつも仕事を最優先という時代ではありません。

家族との時間を存分にとり、リフレッシュすることで、社員のやる気や仕事の効率もあがり、生産性があがります。

給料を払っているのだから仕事を優先するのが当然、残業や休日出勤をするとしても手当を出しているのだから問題ない、

というような考え方が通る時代ではありません。

家族が病気だったり、介護が必要だったりしたときに、そういうことを仕事に持ち込まないのが賞賛されるような時代でもありません。

子供が病気になったり、親の介護が必要になったりしたときには、男性であれ女性であれ家族の一員としてきちんと関わることが必要となります。

会社としては、制度を整えるのはもちろんですが、その制度を利用しやすい雰囲気を作ることも大切です。

そのように、会社として社員の家庭を大切にしている姿勢を示すことが、最終的には生産性の向上につながり、社員の定着率も高めていくでしょう。

 

まとめ

家族のあり方も多様化し、働き方も時代に従って変化することが求められています。

社長にとっても、ただ仕事だけしていればいいという時代ではなくなりました。

社員に対しても、ただ仕事を管理するだけではなく、それぞれの家庭についても配慮することが求められるようになっています。

社員の家族からの理解を得ることは、会社にとっても離職率を下げ、社員のやる気をあげるメリットがあります。

ぜひ今一度自社の社員の家族状況をヒアリングし、働きやすい環境づくりについて考えてみてくださいね。

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