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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

更新日:2020/10/13 22:43

経営

人材育成

リーダーに求められる役割とは【人材/社内環境】

読了まで約2分

チームのリーダーは、プレイヤーではなく管理者として複数の部下をまとめる必要があります。
現場の社員に求められる能力と、管理者側に求められる能力は同じものではありません。

リーダーとして結果を残せるように、リーダーに求められる主な役割を4つに分けて解説していきます。

チームメンバーの力を引き出す環境作り

人間の能力は、環境によって大きく左右されます。
たとえば、日常的に長時間の残業を強いる職場体制がまかり通っていると、どれだけ優秀な社員でも疲労をためこみ、本来の実力を発揮できません。

また、育児休暇や育休後の職場復帰、短時間労働やフレックスタイム制、テレワークといった職場のシステムが整っていない場合、
妊娠・出産や介護のたびに優秀な社員が退職してしまいます。

職場のルール作りやシステム面の整備は、基本的にチームのメンバーがどうこうできるものではありません。
だからこそ、チームのリーダーが率先して「いま抱えている社員が実力を発揮しやすい環境」や「優秀な社員がチームに入りたいと考える環境」を整える必要があります。

また、チームごとの労働環境に大きな差があると、チーム内外で余計な衝突を生んでしまう場合もあるので、注意が必要です。
できればほかのチームや自身の上司とも連携して、社内全体の労働環境を効率化しましょう。

 

チームとして動くための適切な目標設定

能力も経験も仕事に対する熱意も異なる部下をまとめ、全員の力でビジネスを成功させるため必要なのが、適切な目標設定です。
ポイントとして、チームの目標は、できるだけシンプルかつ具体的なものにすることを心がけましょう。

あいまいな目標は、なにをすればよいのか、どこまでやればよいのかが伝わりません。
「なんでもよいからヒット商品を考える」といった目標よりも、
「20代で一人暮らしをしているOLへ向けて、料理の手間を減らす便利グッズを考える」といった具体的な目標のほうが、チームのメンバーも安心して仕事に集中できます。

 

ミスの改善やノウハウの継承といった部下の指導

リーダーとして複数の人間をまとめるうえで重要な役割のひとつが、部下の育成です。
商品やサービスの陳腐化が早まり、次々と新しいものが出てくるようになっている現代では、
「優秀なリーダーがどんどん仕事を片付けてしまう」という働き方が通用しなくなってきています。

3人分の仕事をこなせるリーダーよりも、4人で4人分の仕事をこなせるチームのほうが、長期間安定して結果を出せるでしょう。
だからこそ、リーダーに任命された人は、いかに部下へ仕事を任せ、チームメンバーの能力を引きあげるかを考える必要があります。

自分がこれまで蓄積してきた仕事のノウハウを教えるだけでなく、必要に応じて社内にいる優秀な社員とコンタクトを取り、
アドバイスをもらったりするとよいでしょう。部下のミスや問題点を見つけたとき、ごまかさずに指摘することも大切です。

 

相手の性格やタイプに合わせたモチベーション管理

どれだけ仕事をがんばってほしい、結果を出してほしいとリーダーが願っていても、部下にやる気がなければ結果は出ません。
そこで必要になってくるのが、部下とのコミュニケーションを通じたモチベーションの管理です。
指導をするときもミスの指摘をするときも、相手の性格や好む言い回しなどを調べたうえで、相手に合わせた伝え方を選べるように気を付けましょう。

リーダーとしてチームを成長させ、結果を出すためには、ワンマンな態度はご法度です。
相手の反発を招くような行動や言動は、最終的に自分の周りから人が離れていくことにもつながるため、
リーダーになったら、周囲を引きあげるためのスキル習得に力を入れましょう。

 

リーダーの役割を理解してチームの力を引き出そう

リーダーの役割は、チームをまとめてビジネスの結果を出すことです。
ただし、結果を出すためには、社内環境を整備したり、適切な目標を設定したり、部下を育成したりモチベーションを管理したりする必要があります。

どの役割もすぐにできるものではありません。リーダーを任せられるようになったら、
積極的にマネジメントや管理者としてのスキルについて勉強し、チームの力を引き出せるようになりましょう。

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