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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

更新日:2020/11/04 21:27

人材育成

リーダーシップ スキルを高めるには【人材/リーダー】

読了まで約2分

社会情勢の不確実性が増し、市場の将来や行末が予測困難になる「VUCA時代」では、
これまでよりもリーダーシップのある人材が求められています。

激しい企業競争に生き残るには、チームと意思疎通を図り、モチベートし、多様なメンバーの専門性や持ち味を引き出せる人材が必要です。
適切なトレーニングを積み、リーダーシップを身につけましょう。

本記事では、リーダーシップの条件や身に付ける方法を解説します。

リーダーシップの4つの条件

リーダーシップスキルを発揮できる人には4つの資質が備わっています。
リーダーシップの条件について知り、スキルを高めましょう。

1. 他人任せにしない当事者意識

リーダーシップの必須要件のひとつが「当事者意識」です。
目の前の課題やタスクに対して、他人任せにするのではなく「リーダーとして自分が率先してやる」という意識がある人が、リーダーシップを発揮できます。
言い換えれば、リーダーには使命感や責任感がなければなりません。

利益や売上高のような数値目標をはじめとして、企業には様々なビジョンがあります。
組織としての目標達成のため、自ら能動的に行動できる人材こそが真のリーダーです。

2. 部下の心をつかむカリスマ性

リーダーはワンマン体制ではなく、チームメンバーと協力して問題解決にあたらなければなりません。
リーダーシップ=チームマネジメントではありません。
チームマネジメントの考え方では、解決すべき問題を細分化し、個々のチームメンバーに割り振ることを優先します。
リーダーシップで大切なのは、チームメンバーをモチベートし、自発的な取り組みを促すカリスマ性です。

チームマネジメントがチームの機能面に着目したハード寄りの考え方なら、
リーダーシップは組織構成員の心理面に着目したソフト寄りの考え方といえるでしょう。

3. チームと意思疎通できるコミュニケーション能力

チームメンバーと意思疎通し、良好な関係を築くコミュニケーション能力も欠かせません。
チームリーダーには、会社の目標やビジョンを具体的に表現し、チームメンバーに伝達する役割があるからです。

また、一方的な伝達ではなく、チームメンバーの意見をヒアリング(傾聴)する能力も欠かせません。

チームの現状への貴重なフィードバックが得られるだけでなく、組織構成員のモチベーションアップや、人員配置の最適化のためのヒントが得られます。

4. フットワークが軽い行動力

立ち止まって熟考するよりも、とにかく行動してみる姿勢がリーダーシップには欠かせません。
組織のダイナミズムの源泉は、リーダーのフットワークの軽さから生まれます。
ぐずぐず迷ったり、他人にやらせてばかりいるのではなく、自ら率先して行動するリーダーこそ、多くの部下の心をつかみ、組織内部を感化させていくのです。

 

リーダーシップスキルを高める3つの方法

前項で解説したリーダーシップの条件をふまえて、リーダーとしてのスキルを高める3つの方法を解説します。

1. チームビルディングを取り入れる

チームビルディングとは、メンバーとの共同作業を通じ、共通の課題に立ち向かう結束力を高める組織づくりのことです。

代表的な例としては、社員旅行やレクリエーションが挙げられます。
チーム単位でのミーティングの定期開催や、チームビルディングを前提としたプロジェクトを企画するケースもあります。

チームビルディングはリーダーの育成に欠かせません。
問題解決に向けて当事者である自分は何をすべきか、チームとどのようにコミュニケーションをとるかを
1人ひとりが考え抜く必要があるため、リーダーシップのある人材が自然と生まれます。

2. 社内のコミュニケーションを活発化する

社員参加型のイベントの開催や、グループウェアの導入、コワーキングスペースの活用など、社内のコミュニケーションを活発化する試みも有効です。
日常的にコミュニケーションの機会が生まれるため、リーダーとしての意思疎通力に長けた人材が生まれやすくなります。

ただコミュニケーションをとるのではなく、「ポジション・チェンジ」のテクニックを実践すると効果的です。
ポジション・チェンジとは、単一の視点ではなく、自分・相手・第三者の3つの視点で俯瞰的に考えるテクニックを意味します。
ときにはメンバーとして、ときにはリーダーとして、あるいは第三者として物事を見つめましょう。

他者の異なる意見や考えを客観的に分析し、個々の持ち味を活かせるリーダーとして成長できます。

3. 理想のリーダー像を示す

リーダーシップ研修でしばしば使われるのが「モデリング」というトレーニングです。
理想とするリーダーの思考や行動を文字通り模倣することを指します。
身近なリーダーの存在や人材育成プログラムを活用して、将来のリーダー候補がモデリングを行える機会をつくりましょう。

 

リーダーシップスキルの高い人材は後天的に育成できる

リーダーシップの高い人材は後天的に育成できます。
市場の不確実性や複雑性が高いVUCA時代では、ワンマンタイプのリーダーではなく、
組織構成員の専門性や持ち味を活かすスキルに長けたリーダーの存在が不可欠です。

社内のコミュニケーションを活発化させる取り組みや、リーダー育成プログラムの実施により、リーダーシップスキルのある人材を育成しましょう。

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