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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2022/04/22 07:30

武蔵野社員の奮闘記

幻聴が聞こえる恐怖の転送電話

ダスキンライフケア事業部本部長 佐々木大志

今回からはダスキンライフケア事業部の佐々木がお届けします。

こんにちは、このコーナーは7年ぶり3回目の登場となる佐々木です。
前回は、第三支店から東伏見センターに異動した2009年あたりまでのエピソードをお話しました。
今回から、その続きからです。
しばらく思い出話にお付き合いください。

東伏見センターで課長をやって半年後、私はある社内公募に手を挙げました。
ホームインステッド(現ライフケア)三鷹ステーションのマネジャーの公募です。
ホームインステッドのマネジャーは、武蔵野の中でもキツいと噂のポジションでした。
みんなが敬遠するポジションに、なぜ私はわざわざ立候補したのか。
それはかつての上司の助けになりたかったからです。

三鷹ステーションのマネジャーは、私がワイフプルサービス事業部にいたころの上司だった菊池でした。
菊池は部長職でしたが、奥さまががんを患い闘病生活へ。
そのケアを優先するため、課長職に降格して他部署に異動することになりました。
その穴を埋めるための公募でした。

話を聞いて私が真っ先に考えたのは、引き継ぎのことです。
誰が後釜になるにせよ、異動になれば菊池は後任に仕事の引継ぎをしなければなりません。
ただでさえ心労が重なっているのに、知らない社員に引継ぎすると、
気を遣ってますます大変になるのではないか。
気心が知れた私が引き継げば、菊池さんの負担も軽くなるに違いない――。
そこで手をあげるのが自分の役目である気がして、とくに深く考えることなく応募しました。

公募では、無事に私が選ばれました。
選考過程は公表されないので想像に過ぎませんが、
私が選ばれたのは、おそらく他に立候補者がいなかったからでしょう。
当時はそれくらいみんなホームインステッドの仕事を敬遠していました。

このように言うと、ホームインステッドのマネジャーは貧乏くじに思われるかもしれません。
しかし、私にその意識はありませんでした。
武蔵野は、いつも新規事業に部長級を投入します。
当時、ホームインステッドは5~6年目。新規事業とまでは言えませんでしたが、
ようやく軌道に乗ってきたところで、6つあるステーションのマネジャーは全員部長級でした。
私は課長だったので、格上の人たちがしのぎを削っているところに混ぜてもらうようなもの。
客観的に見れば、貧乏くじどころかチャンスです。

実際、小山は異動前の面談でこう言ってくれました。
「まわりの部長を売上で全員やっつけたら、佐々木さんを部長にしてやる」(結果は、4回目に詳しくお話します)。
私は菊池を助けたい一心で立候補したので、出世のことは何も考えていませんでしたが、
小山の話を聞いて、この異動は自分にとってチャンスなのだと自覚しました。

では、本当のところはどうだったのか。
正直に言うと、みんなが敬遠するだけあって、楽なポジションではありませんでした。

実はホームインステッドでは他にも大変なことがありました。
それはまた次回お話ししましょう。

次回は“私の「面倒見役」のはずが……”
次回もお楽しみに!

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