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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2023/01/27 10:25

経営

クロスファンクショナルチーム(CFT)とは?メリットや構成に必要なポイントを紹介

全社的な課題解決を行う際に、縦割りの組織ではそれぞれの部署などの利害関係が邪魔をして、うまく解決にたどりつかないことも多いです。
そのような場合には、クロスファンクショナルチームを構成することで、うまく課題を解決できる可能性があります。

本記事では、クロスファンクショナルチームとは何かや、クロスファンクショナルチームを構成することのメリットなどについて、解説します。

 

クロスファンクショナルチーム(CFT)とは?

クロスファンクショナルチームとは、部門単位ではなく全社的な経営課題などを解決するために、部署や役職といった概念にとらわれず、問題解決に最適なメンバーを集めて構成されたチームのことです。
英語表記の場合にはCross Functional Team、略してCFTとも呼ばれます。

場合によっては、社内のみならず社外から人材を招集することもあります。

通常は一時的なプロジェクトという形で編成されますが、正式な部署として恒常的に設置されることもあります。
組織の改革や体制刷新を目的として形成されることが多いようです。

 

クロスファンクショナルチームを導入する3つのメリット

クロスファンクショナルチームを導入することには、以下に挙げるようなメリットがあります。

  • 部署や役職を超えて協働できる
  • 社外からの新しい知見を取り入れることができる
  • 部分最適ではなく全体最適な解決方法にたどりつける

それぞれのメリットについて、説明します。

1. 部署や役職を超えて協働できる

クロスファンクショナルチームでは、全社を横断して様々な部門から人員が必要に応じて招集されます。
そのため、日頃部門ごとに分かれて業務を行なっている様々な経験や知識を持った従業員が集結し、普段関わらないような人と一緒に仕事をすることになります。

それぞれの強みを活かすことで工数を削減しながら対応できるため、その分コミュニケーションに力を入れることで、効率的に協働することができます。

2. 社外からの新しい知見を取り入れることができる

冒頭でも少し触れましたが、クロスファンクショナルチームでは社外の人をチームに招集することもあります。

そのため、社外からの新しい知見を取り入れることができますし、社内の人だけで対応している場合には絶対に出てこないようなアイデアが湧いてくるケースもあります。

3. 部分最適ではなく全体最適な解決方法にたどりつける

全社的な課題に対して、特定の部署や組織が中心になって対応していると、どうしてもその部署や組織にとって有利な解決方法になってしまいがちです。

その点クロスファンクショナルチームで対応する場合は、組織優先という考え方になりにくいので、全体最適な解決方法にたどりつきやすいです。

 

クロスファンクショナルチームを構成する際に注意すべき2つのポイント

クロスファンクショナルチームでの働き方は、普段自分が属している組織や部署での働き方とは異なることも多いです。

クロスファンクショナルチームを構成した際、うまく機能させるために注意すべきポイントとしては、以下のようなことが挙げられます。

  • メンバーのモチベーション維持
  • リーダーの介入バランス

それぞれについて、説明します。

1. メンバーのモチベーション維持

クロスファンクショナルチームのメンバーは、本来の自分の業務と兼務していることがほとんどです。
そのため、クロスファンクショナルチームで対処する業務に対しての優先順位を高めておかなければ、本来の業務が忙しいときやメンバー間で意見が対立したときなどに、モチベーションが低下してしまう可能性があります。

チーム内でのコミュニケーションを活性化させたり、クロスファンクショナルチームでの活動に何らかのインセンティブを与えたりといった工夫が必要です。

2. リーダーの介入バランス

クロスファンクショナルチーム内でも通常の組織同様にリーダーがいますが、本来違う組織に属している人たちを集めたチームだけに、リーダーにはメンバー同士をうまくつなげる役割が求められます。
かといって、過度に介入するとメンバーが保守的になってしまったり、逆に反抗的になってしまったりする可能性があります。

リーダーには、メンバーそれぞれの個性を把握したうえで、最適なバランスで介入をするスキルが必要です。

クロスファンクショナルチームの導入事例

導入を検討している企業はこちらの導入事例を参考にしてみてください。

  • りそなホールディングス

りそなホールディングスはお客様の困りごとや社会課題の解決を起点とした新規ビジネスの創造および既存のビジネスモデル・業務プロセスの再構築に向けた取組み等を促進していくため、2020年4月に組織横断的なクロスファンクショナルチームを結成しました。

新たな拠点となる「Resona Garage」を設置し、クロスファンクショナルチームをより効果的に動かしています。

  • 日産自動車株式会社の導入事例

日産自動車は、1990年代に深刻な業績不振により倒産寸前まで追い込まれていました。

解決するためCOOに就任したカルロス・ゴーン氏のもと、社内から各部門の精鋭10名を選出し、クロスファンクショナルチームを結成、「日産リバイバルプラン」を実行しました。

 このプランで3ヶ月間社内の抜本的な改革に取り組んだ結果、 日産自動車のV字回復に繋がりました。
V字回復だけでなく、この施策は当初の計画より1年前倒しで完了しました。

クロスファンクショナルチームの構成によって、短期間で大きな成果を出した事例です。

 

課題解決においてクロスファンクショナルチームの構成は非常に効果的

多様化する顧客ニーズや社会問題を解決するには、組織を横断したチームが必要です。

縦割りの組織においては、全社的な課題解決をする際にどうしても組織ごとの利害が邪魔することが多いため、そういったものを取っ払ったクロスファンクショナルチームを作ることは非常に効果的です。
クロスファンクショナルチームをうまく機能させ、社内に限らず社外からも人材を招集することで、新たな視点からの課題解決方法を見つけられることも期待できます。

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