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株式会社武蔵野経営サポート事業部

MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2022/10/28 17:30

経営管理とは?定義や種類・経営企画との違いや企業ができる改善方法を詳しく解説!

会社経営にあたって、事業の目標を達成できない、社内リソースの活用ができていないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
その場合、経営管理が上手く機能していない可能性があります。

本記事では、経営管理の定義や目的、求められる能力、仕事内容などについて解説します。
経営管理を改善する方法についても紹介するので参考にしてください。

 

経営管理とは

まずは経営管理の概要として、経営管理の定義と手法、目的、経営企画との違いについて解説します。

経営管理の定義と手法

経営管理は、組織や企業が目標・予算達成の計画を遂行するために必要なプロジェクトの効率化などの調整や総括を表す言葉です。
一般的には組織単位、もしくは事業部単位で実施されます。

また、経営管理の手法にはモニタリング、評価、改善のためのPDCAなどがあります。
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のサイクルを繰り返す改善方法です。
従業員レベルのPDCAとの違いは、管理の対象が個人なのか、それとも会社や組織なのかという部分です。

経営管理の目的

経営管理の目的は企業や組織によって異なりますが、基本的にはプロジェクトの可視化が該当します。
企業の目標達成のために業務管理し、企業が抱える問題を解決する方法として、経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報)の調整や改善を行います。

例えば、ヒトの改善なら労務管理、モノの改善は生産管理、カネの改善は財務や会計管理といったように、企業が抱える課題を可視化して改善策を考えます。
このような経営資源の
調整、および経営資源の分配の施策として経営管理があるのです。

経営企画との違い

前述したように、経営管理は目標達成のための業務管理や適切な経営判断です。
一方の経営企画は中長期的な経営計画に基づき、適切な経営資源の配分などを行います。

また、経営管理が経営資源のモニタリングに注力しているのに対し、経営企画は改革や推進など、今後の方向性を考える活動ともいえます。
わかりやすくたとえると、将来に向けた予想図を描くのが経営企画であり、予想図に沿って実行するのが経営管理という違いです。

ただし幅広い意味で考えると、経営管理は経営企画に含まれる概念といえます。
経営企画に基づいたプランに応じて、経営資源の適切な分配である経営管理が行われるからです。

 

経営管理論とは

経営学の一つに経営管理論があります。
経営管理論とは、会社や組織が経営を行う際に必要な要素を管理するための実践方法を確立する学問です。
アメリカの経営学者であるフレデリック・テイラーとフランスの経営学者アンリ・ファヨールによって成立しました。

アンリ・ファヨールは管理活動を以下の5つに分類しています。

  • 予測:将来を予測した経営プランの立案 
  • 組織:組織の社会的な構築 
  • 命令:従業員の機能性の向上 
  • 調整:業務と努力の結合および調和 
  • 統制:一定の基準や支持で実施される活動

 

経営管理に求められる3つの能力


経営管理に求められる3つの能力として、人材の管理能力、商品の品質管理能力、経営状況の管理能力があります。
それぞれ解説していきます。

1.人を管理する能力

経営管理において人の管理は欠かせない能力です。
従業員の仕事に対するモチベーションに深く関わる要素であり、組織や部門のパフォーマンスにも大きく影響します。
組織は人による集団なので、経営資源の中でも優先的に考える必要があります。

人の管理は、労務や総務のような人事部門が担うことが一般的です。
人事管理についての具体的な業務内容については後述します。

2.商品の品質などを管理する能力

商品の品質などを管理する能力とは、顧客の満足度や関心に対応するスキルであり、経営管理において求められるものです。
具体的には、商品やサービスなどの有形資産だけではなく、発明品や商標のような知的財産(無形資産)の管理能力も必要になります。

例えば、商品やサービスの品質アップのための業務改善、クレーム対応、マーケティングなど多岐にわたる能力を備えていなければなりません。

3.経営状況を管理する能力

経営状況を管理する能力とは、組織の財務状況や経営成績を管理するスキルです。
売上や経費の状況から経営状態、会社が保有する資産の運用、資金の調達など幅広く把握する能力が求められます。

 

経営管理の主な種類と仕事内容


経営管理の主な種類と仕事内容には、生産管理、販売管理、人事管理、労務管理、財務管理の5つがあります。
それぞれ解説していきます。

生産管理

生産管理の役割として、会社が継続的に活動を続ける際の生産活動の効率化があります。
事前計画に基づき、納期限までに滞りなく生産できるように管理しなければなりません。
需給のバランスを考えた調整も仕事内容に含まれるため、在庫不足や過剰在庫にも注意が必要です。

生産管理の具体的な仕事内容は以下です。

  • 生産計画のプランニング
  • 調達方法と購買計画の策定
  • 原材料の調達
  • 生産場所や設備場所の確保
  • 資材の供給
  • 品質管理
  • 工程管理
  • 作業スタッフの配置

無駄なコストを軽減するためにも、生産管理の役割は重要です。

販売管理

販売管理の役割として、商品やサービスの流れの管理があります。
企業によっては仕入れや在庫管理も販売管理に含まれます。

販売管理が効率的に機能することで、売上状況や収益・損失を把握できるため、利益改善策の立案が可能です。
他にも、関連部署との情報共有や管理を行うことにより、発注ミスや納品ミスも防止しやすくなります。

販売管理の具体的な仕事内容は以下です。

  • 見積書と請求書の作成
  • 受注体制の整備と管理
  • 商品の出荷業務
  • 入金確認と領収書の作成
  • 仕入れ先への発注と支払い
  • 在庫の棚卸し

適切な販売管理は売上や利益の確保につながります。

人事管理

人事管理の役割として、最適な人材の確保と育成、配置、情報統制があります。
求人募集から書類選考、面接、採用、配置、育成、評価に至るまで、自社の従業員に関する業務を全般的に担当します。

人事管理がスムーズに機能することにより、従業員の意欲やエンゲージメントの向上が期待できるため、組織全体のパフォーマンスが改善されます。

人事管理の具体的な仕事内容は以下です。

  • 採用活動
  • 人材育成
  • 人材配置と異動
  • 人事考課
  • 始業時間、終業時間、休憩時間の管理
  • 賃金管理
  • 社内教育
  • 退職の手続き

人事管理は間接的に売上や利益に影響が及ぶため、重要な仕事です。

労務管理

労務管理の役割として、従業員の労働環境の管理があります。
労働基準法、労災者災害補償保険法(労災)、雇用保険法、最低賃金法といった法律に基づいた管理です。

徹底した労務管理は企業のコンプライアンス遵守にもつながります。
残業時間や有給休暇の規定などは法律によって定められているからです。

労務管理の具体的な仕事内容は以下です。

  • 新規従業員との労働契約の締結
  • 就業規則の作成や整備
  • 入退者に伴う雇用保険や社会保険の手続き
  • タイムカードなどの勤怠管理
  • 給与や賞与の計算
  • 安全衛生管理

労務管理は企業の土台であるヒトを管理する重要な仕事です。

財務・会計管理

財務管理の役割として、会社の資金や資産の管理があります。
商品・サービスのコストカットが可能かどうかを判断することも大切です。
起業当初は資金繰りに苦労するケースが多く、黒字倒産の可能性もあるため、適切な財務管理スキルを備えている必要があります。

財務・会計管理の具体的な仕事内容は以下です。

  • 資金の調達と運用
  • 財務諸表の作成
  • 財務分析と予実管理
  • キャッシュフローの管理
  • 資金繰り表の作成

財務・会計管理は企業の存続に直結するため、可視化して管理することが大切です。

 

経営管理を改善する方法


経営管理を改善する方法として、部署ごとの経営計画や目標の設定、経営基盤の見直しと構築があります。
それぞれどのような内容なのかを解説します。

部署ごとに経営計画や目標を設定する

企業の目標を実現する行動プランを経営計画といいますが、企業全体ではなく、部署や業務ごとに明確な経営計画や目標を設けることが大切です。
規模が大きければ従業員の意志の統一が難しくなりますが、部署や業務ごとであれば問題を細分化して対処できます。
結果的に全体のパフォーマンス向上にもつながります。

経営計画がスムーズに機能していない企業の多くは、経営計画や目標を部署や業務レベルで考慮していないケースが多いです。
一部の役員だけではなく、各部署の責任者や従業員と共有することにより、経営管理の改善が期待できます。

経営基盤の見直しや構築を行う

シンプルさを意識して経営基盤の見直しや構築を行うことで、経営管理がスムーズになります。
業務が増えたときに対応しやすくなるからです。

逆に経営基盤が複雑な場合、「誰が何をどのように管理しているのか」を把握しづらくなり、変化への対応が遅れる可能性が高くなります。

現在はシンプルな体制を維持していても、業務拡大と共に複雑化するケースもあるため、経営基盤を定期的に見直すことが大切です。

 

適切な経営管理には経営計画書の作成が重要


経営管理とは、組織や企業が計画を遂行するための調整や総括を表す言葉であり、具体的な手法としてモニタリング、評価、改善のためのPDCAなどがあります。

経営管理に求められる3つの能力として人材の管理能力、商品の品質管理能力、経営状況の管理能力があります。
主な種類は生産管理、販売管理、人事管理、労務管理、財務管理です。

生産管理の役割には生産活動の効率化があり、販売管理の役割には商品やサービスの流れの管理があります。
人事管理の役割には採用活動などがあり、労務管理は従業員の労働環境の管理、財務管理は会社の資金や資産の管理です。

また、経営管理を改善するには、部署ごとに経営計画や目標を設定し、経営基盤の見直しと構築を行うことが大切です。

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