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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2022/09/19 07:00

仕事はスポーツと同じ

今回は、よく例え話で、仕事について解説するときのことを書きます。
仕事は、スポーツと同じです。
嫌々やれば、仕事の奴隷のようなものです。

しかし、仕事に楽しみを見いだすとことができれば、スポーツと同じです。
野球でも、誰もがいつもヒットを打ちたいと思っています。
監督から「バントをやれ」と命令されて、気持ちよくできる人は少ないでしょう。
普通は、バントはやりたくないのです。
アウトになることが、わかっているのですから。
しかし、いい思いだけしていても、チームが戦って勝てるわけではありません。

ですから、私は社員には順番に嫌な思いをさせようとします。

これは、会社の方針です。
口を酸っぱくして、社員に言っています。

「社員が嫌な思いをすれば本人も成長するし、会社もよくなるから、嫌な思いをしなさい」

しかし、誰でも自分から嫌な思いを、率先してしようと思う人は少ないでしょう。
だから、私が順番に嫌な思いをさせているのです。
特に、幹部社員には。

お客様からコールセンターへクレームの連絡が入った場合、皆さんの会社でも担当者へ連絡しますよね。
そのときに、どう考えて行動するかです。
すぐに行く人。
あとは「まあいいか、面倒くさいから明日でも」と考える人。
このちょっとした行動の違いで、結果は大きく変わるのです。

当たり前のことですが、お客様のところへすぐに行くことが最優先です。
自分を犠牲にして汗をかき、嫌な思いをするとお客様はいい思いをします。

また、飲み屋さんに行ってビールを頼んだときに、すぐに持って来る店と時間がかかる店では、どちらがいいですか?
もちろん、すぐに持って来てくれるお店ですよね。
しかし、すぐに持ってくる店の社員は大変です。
でも、お客様の満足度は高いので、再来店の確率が高くなります。
だから、会社の業績が上がるのです。

ここを間違えてはいけません。
お客様より評価を戴くと、給料・賞与になって自分に入ってきます。
そこで、いい思いをすればいいのです。

◎今回のポイント【仕事】
仕事はスポーツと同じです。嫌々やれば仕事の奴隷です。
しかし、仕事に楽しみを見いだすことがスポーツと同じです。
スポーツであれば汗をかいても気持ちがいいし、ゴールを目指すことにスリルだって生まれてくるのです。
しかも、仕事というスポーツは個人プレーだけでは成立しません。
団体戦です。

だから、時には自分を殺してでも目指すゴールへ導くことが要求されます。

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