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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2022/08/01 07:00

クレーム

ダスキンのお掃除部門でリビングのワックスがけを実施したときのクレームです。

そのクレームのお客様より、後日嬉しい連絡を戴きましたので皆さんに紹介します。

スタッフがテレビ台を移動させる際、キャスターで床を大きく傷つけてしまったのです。
張り替えるべく発注しようにも、その床材は人気商品のために売り切れ。
また、床暖房・工期3〜4週間という数々の理由があり、床修繕見積もりの半額120万円を
支払う約束を当時の事業担当部長がお客様と話をして決着。
しかし、その後120万の支払いを、理由をつけて引き伸ばし、1年半という月日が経過。
ついにお客様の堪忍袋の緒が切れ、事態の経過を記したメモを持ち、わが社に抗議に来たという内容です。

1年半もご迷惑をおかけしたのは弁明の余地なく、わが社のミスなので
お客様の要求は100%受けて対応に当たるように指示をだしました。
即担当役員が訪問して、クレーム発生から1年半の時間が経過していたものの、
私の耳に入ってから2日間でスピード解決をしました。

私もお客様にお詫びの葉書を、精一杯の気持ちを込め書きました。
数日後にお客様より、封書で今回の対応の早さのお礼の返事を戴きました。

以上のようなクレーム内容でした。

そしてその後、そのお客様よりお掃除の依頼の連絡を戴きました。

他社と武蔵野の2社で検討をしていたようですが、奥様がご主人様に相談をしたところ、
何かあったときに即対応をしてくれる武蔵野さんに依頼をしたほうがいいだろうという決断をしたそうです。

本当に、嬉しいことです。

わが社は「クレームの発生の責任はすべて社長にある」と定義しています。
クレームが発生するような商品を扱うことを決定したのも、社長です。
担当者を決めたのも、社長だからです。

本来ならば社長がすべてのクレームを対応すべきですが、さすがに私一人では受けきれないので、
代わりに社員・幹部・役員に誠意を持って対応してもらうようにお願いをしています。

また、クレーム処理は穏便に収めようとするのではなく、事態を大きくして全社的に解決に当たることが大切です。

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