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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2022/01/17 07:00

非常事態への向き合い方

非常事態は、直面した人以外は他人事(ひとごと)ですから、当事者同士が情報交換をして、ことに当たらなければなりません。
直面している人同士が話し合い、素早い対応をすることが大切です。

例えば、お客様から「100個納品して欲しい」と言われたら、100個全部を納品しなければならないと思ってしまいますが、
100個買うお客様が、一度に100個使うことはありません。
買うことと消費することは違います。
ですから、そういう場合は、分納(分けて納品)すれば良いのです。

本来面倒くさいことですが、100個揃わない場合は、仕方がありません。
お客様に分納をお願いすると、最初はダメだと言われますが、結果としてOKになります。

体験がないと、先を読むことができません。
私は、昨秋、ラスベガスに行った帰り、「この飛行機は飛ばない」とすぐにわかりました。
それは、スチュワーデスに緊張感がなかったのがひとつ。

もうひとつは、点検整備の人達が、飛行機に出たり入ったりしていたのを見て、時間稼ぎだと思ったからです。

なぜ時間稼ぎをするか。
それは、いま飛行機に乗っている全員分の宿泊ホテルが確保できるのを待っていたからです。

手配が完了すると、乗客全員にミールクーポン(食事券)を渡し、いったん外に出てレストランで食事をしてもらい、
再集合するのですが、その間、飛行機会社では宿泊者名簿の登録をしています。

完了した頃に乗客が戻ることになるのですが、
そこで初めて、乗る飛行機が飛ばないことを知らされ、飛行機会社が手配したホテルに向かうのです。

最初から「この飛行機は飛びません」とアナウンスしてしまうと、大混乱になるので、
時間稼ぎをし、食事とホテルを手配してから、乗客に知らせるのです。

ですから私は、「常に飛行機は飛ばない」ものだと思って、1日遅れて帰国しても困らないようなスケジュールにしています。

多くの人は「飛行機は必ず飛ぶ」、「新幹線は絶対止まらない」と思っていますが、
非常事態になったらまったく余裕がありません。
非常事態になっても大丈夫なのは、体験の差です。

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