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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2021/10/28 07:00

復唱させる

上司は、部下に指示をしたら、「もう一回言ってみて」と、その内容を言わせること。

言わせてみれば、指示したことが通じたかどうかがわかります。
それをやらないで、ただ「わかったか?」と聞くと、部下は「はいっ!」と良い返事をして、そのまま出かけ、やらないのです。

正しく理解しているかどうかは、聞いてみなければわかりません。
部下が指示を聞きながらメモをとっていたなら、そのメモを読ませるのです。
上司の思惑と、部下が思っていることとは、違うのです。

ですから、上司は必ず復唱することが大切です。

多くの人は、体験のレベルによって物事の受け取り方が違います。
例えば、小学校一年生の受け取り方、中学生、高校生、社会人、そして、課長では、それぞれ受け取り方が違います。

こちらが同じことを言っても、聞く人の立場によって、伝わり方が違うのです。
ところが、伝えるほうは、相手のレベルは自分のレベルと同じだと思ってしまう。それは、大きな間違いです。

ですから、本当に伝わったかどうかは、相手に聞いてみなければわかりません。

自分が伝えたいことが、相手にどのように伝わったかということを、
相手に文章や言葉などで表してもらわなければ、どこまで伝わったかはわからない。

時として、まったく反対に受け取られてしまうこともあります。

だから、必ずチェックをすることが大切なのです。

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