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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2021/10/18 07:00

量を増やせば質はあがる

量は質でカバーできるが、質は量でカバーできない。
ですが、質は、量がある一定以上になると、自動的にあがるものです。

アタマで「質を良くしよう」とか「何かを上手にしよう」と思っても、それはできません。
最初は、量をこなさなければなりません。
たくさんやると上手くなるのです。

私も、今は新規採用者を見て、その人がどんな人かがわかるようになりましたが、
昔はすぐ、「良いヤツだなぁ~」と思って、バンバン採用し、1年経ったら全員!
いなくなりました(笑)。

誰が悪いのでもなく、私が、人を見る目がなかったのです。
見た目が良い、調子のいいヤツばかり採用していた私は、アホでした(笑)。

私自身も、まず量をやったので、質が上がり、質の転換になった。
ですから、最初は「量」です。質の転換は、いきなりではなく、質が上がってから、です。

私は、ボイスメールを一日約100本聞いています。
単純計算して1本90秒×100=9000秒、聞くだけで2時間半です。
返信を含めるともっと増えます。
そこでどうしているかというと、ボイスメールをエブリネットWebで聞くことにしました。
Webで倍速で聞くと、90秒の音声メールが60秒になるのです(倍速なのに、半分の45秒にならないところがおもしろい)。
それでも所要時間は、1/3(三分の一)縮まります。

私はそれを、わが家で食事をしながら聞いているので、ウチの家内はすべて聞いている(笑)。
まぁ~聞かれて困るメールはないからね。
聞いたら、返信するメールだけを残しておくというわけです。

このように質が上がれば、時間が得をする。
どうしたら時間が節約できるか。

90秒のボイスメールを、90秒で聞いても60秒で聞いても、内容はまったく変わらない。
だったら早く聞いたほうが得!
さらに、電話代はタダ! インターネットで見ているので、電話をしなくても良い。

世間では、著書が70冊あり、営業も上手で、いろんなことができると思われている私ですが、
入社した時点では、過去最低の営業センスしかなかったのが、私なのです。
こう言っても、誰も信じないのですが、事実です。

では、どうして今があるのかというと、
私は自分が不器用だとわかっていましたから、テリトリーを小さくし、

他の人の10倍(量の)仕事をしたのです。

だから、伸びたのです。

器用な人は、器用貧乏なので、みな仕事が中途半端です。
10個あったら10しかやらないから、1個あたりは、1しかない。

私は、1個に対して10やるので、1~2年経てば他の人を追い越しちゃうのです。

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