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KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2023/09/04 07:00

お金がない

今回のテーマは【お金がない】です。

私は若い頃、給料日の2週間前から次の給料日までは、
ほとんどお金がない状態でした。

生活ができないから、
「不純な動機」で仕事を一生懸命やりました。

一生懸命やって、上司が食事に連れて行ってくれるまで仕事をやりました。
上司も徐々にわかってきて
「こいつが帰らないと俺も帰れない」と、「じゃあ、食事に行こう」となりました。

「動機は不純」でもいいのです。

さて、一生懸命仕事をやります。
すると成績が上がり、給料も増えます。
すると、ほとんどの人は貯金してしまいます。

私は全部使いました。
賞与が支給されて数日で全部なくなりました。
必要以上に貯金すると、なぜだめなのでしょうか。

若い社員に「何で貯金しているの?」と聞くと、
老後のためという答えが返ってきます。

「20歳で老後のことを言うな」と叱りました。
蓄えをすることで今の自分に安住してしまい、
野心を持てなくなるからです。

私は結婚する時、年収は2,000万円ありましたが、貯金はゼロです。
定期預金は、当然なし。

お金がないので、絶対病気になれません。
健康管理には、人一倍気を使いました。

貯金があると、
病気になっても病院に行けると不摂生をしたり、
頭が痛くて休んだりします。

私が健康を維持しているのは、
いつもギリギリまで自分を追い込んでいるおかげです。

ですから、絶対病気になれません。病気になりません。

お金がないのは、必要ないから入ってこないということです。
必要なら入ってきます。

お金も貯めるだけではなく、若いうちは目いっぱい使うことです。

特に「かたち」に残らないことに使います。

先輩や成績のいい人と一緒にお酒を飲むといったことは、
とても大切なことです。

わかりやすい言葉で言えば、出世したかったら20代に貯金をしてはいけません。

貯金しないで仕事以外のことに全部使っていた人が、出世しています。
それは「浪費」と言わないのです。
「含み資産」と言います。

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