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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2022/11/28 07:00

そのチャンスは、2度と来ないかもしれない

チャンスは、貯金できません。
“チャンス”に出会ったのなら、なにはともあれ行動しなければなりません。

先日、ある先生の講演を聴きに行った際、質問時間に私は真っ先に手を挙げました。具体的な質問があって手を挙げたのではないのですが(笑)、
手を挙げたのは、一番前の席に座っていて後ろが見えない私一人でした。
指名されて咄嗟に「この先生が喜ぶ質問をしよう」と決めて質問をしました。

私のとある友人は、セミナーに来ると必ず質問をします。彼はとても頭の良い人で、周りの参加者が理解していないと思うと、質問をしてくれるのです。
彼自身はその質問内容を理解しているのですが、わからないふりをして質問をしてくれる。
おかげで、その経営計画研究会メンバーの中から、年商100億円の会社が4社育ちました。その友人のおかげです。

自分が解らないから質問をする。他の人が解っていないから質問をする。質問には2種類ありますが、多くの人は、自分のことだけです。
質問はチャンスです。チャンスは、準備をしておかなければつかめません。
1回逃すと、2回目はありません。「役職公募」も同様です。「ダスキン店長」を公募すると、たくさんの手が挙がります。
たくさん挙がるから、競争率が高い。ところがライフケアは、競争率が低かった。いま居る部長は、競争率が低かったので部長になれました(笑)。
でも、その時に手を挙げなかった職責上位で成績優秀なライバルより、“早く部長に”なれたのです。

いままでにも、私が「ゼッタイこの人が手を挙げる」と思っていた人が手を挙げなかったために、その後その人にはチャンスが来なくなったという例もあります。
手を挙げなかったその人は、その後、激しいつばぜり合いの中で戦わなければならなくなりました。
5人の中で1人選ばれるのと、誰も居ない中で1人選ばれるのと、どちらが楽でしょう?
チャンスは自分で!ものにしなければなりません。

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