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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2022/04/22 07:00

資金運用計画・社長が見るべきポイント2

●「社員に対する方針~給与~」を、明確にする。
わが社の経営計画書に「人事評価に関する方針」があります。
その中では給料について以下のように書いています。

○給料
基本給・・・過去の実績です。
手当て・・・どういう仕事をしているか。
賞与・・・・どういう成果を出したか。
※給料が高い程、難しい仕事をしてもらいます。

私の考え方は簡単に言うと「幹部優遇」、「社員冷遇」主義です。
幹部には難しい仕事。
仕事量は一般社員よりもしてもらいますが、その分給料は支払いますという考え方です。
ですから幹部社員には、はっきりとそのことを伝えています。

「嫌ならいつでも平社員に戻れ」

社長である私は誰よりも給料が高いので、会社の中で一番仕事をしています。
ですから幹部になると「仕事が楽」になるという考え方では、武蔵野では勤まりません。

前回も書きましたが、幹部は「社長の方針を実現する人」です。

役員・本部長には、さらなる権限を移行しています。
数値責任は勿論の事、権限を移行した分、報告義務も追求しています。

また、わが社では定期的な人事異動を実施しています。
それは長くその部署に置いておく「幹部」が「ガン部」になるからです。
自分は仕事ができると錯覚してしまうのです。
過去の体験にしがみつき、新しいことに挑戦をしなくなってしまう。
また、長くその部署にいると人に仕事が付き、仕事がみえなくなる。
仕事に人が付くと、仕事が見えてくるのです。

手前味噌ですが、よく「武蔵野さんの幹部は優秀ですね」と言って頂きます。
これは、教育と体験をさせ育ててきた結果なのです。
特にイヤな体験をたくさんさせました。
人間は辛いこと、イヤな体験をして成長していくと私は考えています。

そのような体験があるから、部下の気持ちがわかり指導ができるのです。
優秀な人は、できない人の気持ちがわかりません。

私は、失敗の体験は誰にも負けないと自負しています。
その失敗の体験があるから、他企業の指導をしてお役に立てるのです。

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