中小企業の業績を最短距離で伸ばすなら株式会社武蔵野の経営コンサルティング

株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2023/07/17 07:00

移動時間

今回のテーマは【移動時間】です。

移動時間を普通の人は無駄にしがちです。
しかし、これは工夫すれば勉強ができる時間です。

わたしは何冊も出版していますが、
移動時間中に少しずつ書いています。

移動時間の活用で、大きな差がつきます。
電車の中での時間は、寝る時間ではありません。
また、PDAやiPhone、iPadなどの
携帯情報端末を使って計画を立て、
報告やスケジュールの見直しなどもしています。

今も、半年先のスケジュールが明確になっています。
新しいスケジュールがオーバーブッキングしても、すぐわかります。

歩いている時間は、
携帯電話にイヤホンマイクをつけてボイスメールを確認しながら歩いています。

歩きながら仕事ができるといえば、携帯電話が思い浮かぶでしょう。

しかし携帯電話は、相手がいないと仕事ができないのです。
ボイスメールは非同時なので、
リアルタイムではなくタイムラグを利用することができ、
隙間の時間でも中身のある仕事ができます。
私は、5分の時間があればボイスメールを確認しています。

仕事は移動中の細切れの時間の使い方で、勝負がつきます。
ところが社員は、仕事をまとめてやろうとする。

ある日のことですが、小田原市で研修がありました。
そして同じ日の午前中、
課長昇格試験があり、とても忙しい日でした。

朝6時に起きて、研修に参加している社員の応援に行ってきました。
会場には、わずか10分しかいられません。
10分間のために、4時間半かけて行きます。

社員がどの会場で研修を受けていても、
私は一度も応援を欠かしたことはありません。
今回だけ行かないと、参加者がさびしい思いをするからです。

帰りの小田原駅で携帯メールを使って
「課長昇格試験の問題は役員のファイルの○○○にある」と
Eメールを送り、電車の移動時間はほかの仕事をやっていました。

こうすれば、4時間半を有効に使えます。
時間の使い方の差は、こんなところにあるのかもしれません。

皆さんは、移動時間をどのように活用していますか?

次のおすすめコラムはこちら

視察は勉強のために行くのではない

武蔵野のサービスに
ご興味が出てきた方

CONTACT