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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2020/10/20 21:08

経営

組織と戦略

中小企業を経営していくうえで重要な要素のひとつが、組織と戦略の作り込みです。

複数の人間が力を合わせて大きな仕事をするためには、共通の目的が必要になってきます。

トップに立つ経営者が会社として取るべき戦略を立て、戦略の実現に必要な組織作りをしていないと、

社員も協力できないでしょう。

また、適切な組織作りを怠っていると、せっかく作った会社や事業を次世代へ継承できなくなってしまいます。

ここでは、中小企業における組織と戦略の重要性を押さえていきましょう。

 

中小企業の維持・発展には会社の段階に合わせた組織図が必要不可欠

中小企業の総合力は、組織の形式や作り込み次第です。

ベンチャー企業で通用する組織形態を中小企業に適用しても、多くの場合仕事はうまくいかないでしょう。

逆に、大企業の組織形態を起業直後の中小企業に適用したら、必要な人材が足りずに業務を回せなくなってしまうかもしれません。

会社の規模や成長の段階によって、企業に必要な組織の厳密さは変わってきます。

組織戦略を考えるうえで押さえておくべき、4つのポイントを解説します。

1. 創業直後からしばらくはゆるやかな組織でも問題ない

創業者が会社を作ってからしばらくの間は、細かい指揮命令系統に時間が割けず上下関係や役職があいまいでも、

組織としてうまくやっていけるでしょう。

創業メンバーが仕事に必要なコネクションやスキルを持っていることも少なくありません。

仮に細かく役職を分類したとしても、結局は社長が経理等を兼任したり、

経理担当が広報を兼任したりするケースが少なくないようです。

創業直後から経営が軌道に乗るまでは販路を広げて売上を増やすことを重視し、厳密な組織作りにこだわる必要はないでしょう。

2. 事業規模が大きくなり人が増えると指揮命令系統が必要になる

起業直後から時間が経過し、規模が大きくなって人を雇うようになってくると、

ある程度厳密な指揮命令系統を決める必要が出てきます。

多くの場合、新しく入ってきた社員にあいまいな指示は通用しないでしょう。

創業メンバー以外が問題なく仕事できるように、「営業」や「経理」「人事」といった役職や部署を作る必要があるのです。

3. 会社の規模を大きくしていくためには権限の移譲を求められる

つぎの段階で必要になってくるのが、「仕事と権限の移譲」です。

多くの経営者は、「自分がなんとかしないと社員が露頭に迷ってしまう」という責任感や、

「自分の会社だから自分が現場に出なければならない」といった思いを抱えているでしょう。

しかし、企業内で特定の人物が仕事を抱え込んでいる限り、後継者を育てることはできません。

 

企業の長期的な存続に必要なのは、

事故や転職・退職等があっても問題なく引き継ぎをするだけで日々の業務を回せるようにすることです。

「特定の人だけができる仕事」がいくつもあると、その人が事故や病気等で職場を離脱したとき、

職場が回らなくなってしまいます。

個人ではなく、そのポストについた人間の仕事として社内の立場と仕事を引き継げるようにしておけば、

会社や事業そのものを自分のつぎの世代へ残せるでしょう。

4. 会社の状態に合わせて組織を整えるのが経営者の役割

組織作りのポイントは、会社の規模や成長段階によって、組織の作り込みを調整することです。

たとえば創業直後に分業や権利の移譲を進め、指揮命令系統が厳しく分類された組織を作っても、

人手が足りないのでかえって足かせになってしまうでしょう。

また、社員数百名規模の企業の指揮命令系統がバラバラだと、上司と部下の間で連携がうまく取れなくなる可能性があります。

だからこそ、経営者は自社の成長段階に合わせた組織作りをする必要があるのです。

 

組織戦略を成功させるコツは採用やマネジメントに力を入れること

組織戦略を成功させるコツは、人材採用と既存社員のマネジメントに力を入れることです。

1. 目標とする組織像や戦略に合った人材を採用しよう

組織戦略では、中長期的に重要なポジションを任せられる人材を面接や推薦で見極め、

自社の風土に合った人材を獲得していくことが大切です。

組織図上では強固に思えても、実際に各ポジションの仕事を任せられる人材がいなければ、組織作りは実現しません。

また、仕事に対する理念や企業の経営方針に対する共感のない人材に重要なポジションを与えると、

思想のミスマッチから退職や転職のリスクが増加するおそれもあります。

2. 管理職・一般職のマネジメントをしよう

組織戦略を考える際は、新規で雇い入れた人材の育成とマネジメントに力を入れましょう。

組織戦略を完成させるためには、「仕事に対するビジョンや理念」にある程度共通してくれる人材が必要になってきます。

ただし、同じ考えを持っていても、実働能力が低ければ、仕事や部下の指導を思うように進めることができません。

経営者は直属の部下へ仕事を任せ、組織図を作ったうえでさらにその下についた部下へ仕事を移譲していくという

流れを作ることを心がけましょう。

管理職がある程度自分の仕事を手放せるようになれば、部下を育てつつ新しい仕事にも着手できるようになるはずです。

 

組織戦略を段階的に進めることが中小企業の成功につながる

事業規模を拡大し、会社を引き継いでいくために必要なのが、組織作りです。

考え方の異なる集団をまとめるためには、事業の柱となる戦略が欠かせません。

組織と戦略のどちらが不足していても、会社の成長は難しいといえます。

次世代に継承できる会社、持続的に成長できる会社を作るためにも、中小企業の経営者は組織戦略に力を入れましょう。

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