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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

更新日:2023/08/23 15:00

経営

人材育成

変革型リーダーシップとは【リーダーシップ/人材育成】

読了まで約2分

従来のリーダーシップでは、仕事の管理能力やマネジメントスキルが求められていました。
しかし時代におけるニーズの変化から、近年では「変革型リーダーシップ」が重要視されています。

変革型リーダーシップとは、組織を生存させるために変化を促すリーダーシップのことです。
本記事では、変革型リーダーシップの基礎概要、育成するプロセス、メリット・デメリットを解説します。

変革型リーダーシップとは、組織を変革に導くリーダーシップ

変革型リーダーシップとは、組織を存続させるために企業を変革に導くリーダーシップのことであり、1986年に「ノール・M・ティシー」が提唱しました。
従来のリーダーシップでは一般的に、スケジュール管理や人材マネジメントなどの役割が求められていました。

しかし、ニーズが変化し続ける現代においては従来のリーダーシップだけでは組織が存続することはできません。
そこで必要となるのが、企業を変革に導く変革型リーダーシップです。

この変革型リーダーシップを持った人材は組織の経営戦略を理解した上で、組織のビジネスモデルに適した変革を行う役割があります。

 

変革型リーダーシップが重要視される理由

変革型リーダーシップは各方面から非常に重要視されています。
なぜ重要視とされているかというと、企業は時代の流れに取り残されないためにも常に変化を続けなければならないのです。

保守的ではなく積極的に変化を続ける前向きな姿勢が必要であることから、その変化をもたらす優秀な人材が求められています。
信頼に欠ける人材をリーダーに就任させてしまうと企業の存続ができないこともあり、変革型リーダーシップが必要とされているのです。

 

変革型リーダーシップを持つ人材を育成するプロセス

変革型リーダーシップを持つ人材が社内に必要ではあるものの、都合良く外部から採用できるわけではありません。
そのため、変革型リーダーシップ人材は社内で育成する必要があります。

育成するプロセスについては以下をご参照ください。

社内環境を構築する

優秀な人材を育成する上で必要となるのが、学習できる社内環境の構築です。

学習に向いている環境でなければ学習者は自発的に学ぶことがなく、理想としている人材にはなりません。
モチベーションを高めて効率的に育成するためにも、社内環境の構築は必要です。

人材の選抜制度を設ける

変革型リーダーシップにおける人材の選抜制度を設けておくことも必要です。
変革型リーダーは誰にでも務まるわけではなく、優秀なリーダーになるための素質が必要不可欠となります。

変革型リーダーシップ人材に必要な素質は以下のとおりです。

  • 明確なビジョンを持っている
  • プレゼン力がある
  • 人を引きつける力がある
  • モチベーションを鼓舞できる
  • フットワークが軽い

これらの条件に当てはまる人材を探し、すぐにでも変革型リーダーシップの育成を始めましょう。

 

変革型リーダーシップのメリット・デメリット

変革型リーダーシップにはメリット・デメリットの両方が考えられます。

変革型リーダーシップのメリット

変革型リーダーシップのメリットは、継続的に組織の変革を実現できることです。
先程もお話したように組織が存続するためには、時代に合わせた組織の変化が必要不可欠です。

優秀な変革型リーダーシップ人材であれば瞬時に行動を起こし、周りを巻き込んで変革することができます。
同時にモチベーションを鼓舞する能力が高いため、組織全体のやる気も向上するはずです。

このように、変革型リーダーシップ人材を確保しておけば、組織一丸となって目標を達成できるでしょう。

変革型リーダーシップのデメリット

変革型リーダーシップのデメリットとしては、内部分裂の可能性があげられます。
変革型リーダーシップを持つ人材は影響力が大きく、組織内のシステムや経営戦略などを変革します。

しかし、それら変革に不満を持つ従業員もなかにはいるため、従業員同士のトラブルにつながる可能性があるのです。
トラブルを含めて解決に導く変革型リーダーシップ人材であれば問題ありませんが、反発が大きくなり組織で内部分裂が起こるケースも考えられます。

 

変革型リーダーシップ人材を育成して組織の変革を目指そう

本記事では、変革型リーダーシップの基礎概要、育成するプロセス、メリット・デメリットを解説しました。

変革型リーダーシップとは、生存するために組織を変化させるリーダーシップのことであり、時代の流れに取り残されないためにも重要視されています。

しかし、変革型リーダーシップ人材を確保するのは容易ではありません。
時代の変化による組織の衰退を招かないためにも、変革型リーダーシップ人材を育成して組織の変革を目指しましょう。

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