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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2021/07/08 22:16

経営

バーナード組織の3要素とは【コミュニケーション/貢献意欲/ 共通目標】

ご自身の組織における存続が危うい場合、本記事で解説する「バーナード組織の3要素」を意識してください。

バーナード組織の3要素とは、組織が成立するための3つの条件のことで、「コミュニケーション」「貢献意欲」「共通目標」に分けられます。

本記事を最後まで読むことにより、組織破綻の危機を回避できるでしょう。

 

バーナード組織の3要素とは、組織が成立するための3つの条件

バーナード組織の3要素とは、アメリカの経営学者である「チェスター・バーナード」が提唱した、組織が成立するための3つの条件のことです。

それぞれの条件は、「コミュニケーション」「貢献意欲」「共通目標」の3要素であり、組織を構成する上では必要不可欠となります。

また「チェスター・バーナード」は組織を下記のように定義しています。

「意識的に調整された2人以上の人々の活動や諸力のシステム」=「公的組織」

つまり、バーナード組織の3要素がどれか1つでも欠けるとバランスが失われ、組織不全になるとされています。

組織全体の目標が達成されないどころか、組織の解散につながるリスクもあるため注意しなければなりません。

バーナード組織の3要素:コミュニケーション

組織内のメンバーで情報を共有し、意思疎通を図る「コミュニケーション」。

このコミュニケーションが行われない組織は衰退するとされています。

なぜかというと、コミュニケーション不足は情報の伝達がスムーズではなく、トラブルが発生した場合に対応が遅れてしまうためです。

小さなトラブルが解決されずに積み重なっていくと、いずれは大事故につながりかねません。

また、生産性や業績の低下を招いてしまい、組織としての存続が難しくなります。

そのため組織が成立する上では、コミュニケーションが非常に重要となるのです。

些細なことでも構わないので、メンバー同士のコミュニケーションを常に意識しましょう。

小さなきっかけを作ることができれば、そこからコミュニケーションの輪が広がる可能性もあります。

バーナード組織の3要素:貢献意欲

「貢献意欲」とは、組織のメンバーが「一緒に働いて相手の役に立ちたい」という思いのことです。

こういった思いやりの精神を持たなければ、自分にとっての得利だけを求めるようになってしまい、組織として成り立たなくなります。

仮に外面的には成り立っているようにみえても、システムや業務体制が破綻していることも少なくありません。

なお、この貢献意欲をモチベーションと呼ぶこともあります。

当然メンバーのモチベーションが上がらないと業務の進捗が鈍化し、生産性の低下を招いてしまいます。

結果として会社の売上が上がらず、組織の存続が困難になるでしょう。

組織のメンバーが思いやりの精神を持ってモチベーションを維持するためには、経営戦略を明確にして共有することがキーポイントとなります。

また、メンバー同士で常にサポートを心がけて良い関係値を築くことも大切です。

バーナード組織の3要素:共通目標

バーナード組織の3要素で重要となる最後の項目は「共通目標」です。

経営陣・メンバー・関係者などの組織内で共通目標を作ることにより、組織の協調性が生まれるとされています。

目標があればお互いに進捗を確認し合い、足並みを揃えて協力することが可能です。また、常に同様の意識を持ってプロジェクトを進められるでしょう。

このように、バーナード組織の3要素「共通目標」は、組織を形成する上で非常に重要な項目です。

 

以上、「チェスター・バーナード」が提唱した組織論でした。

どれも組織を存続するのに必要不可欠な要素ではあるものの、意外と破綻している組織もあるかもしれません。

いま一度バーナード組織の3要素を確認し、ご自身の組織に反映させましょう。

 

組織存続の2条件

「チェスター・バーナード」は3要素のほかにも、組織存続の2条件を提言しています。

組織存続の2条件は、「内部均衡」と「外部均衡」の2つに分けられます。

内部均衡とは、組織の参加者が貢献をした際に、それ以上のリターンが得られると考えている状態のことです。

一方で外部均衡は、組織の掲げる目標が市場にとって有効である、もしくは市場に与える価値がその費用を上回っている状態を指します。

上記2つを満たせば組織の存続が得られると「チェスター・バーナード」は考えています。

 

バーナード組織の3要素を意識して組織を存続させよう

ここまで、バーナード組織の3要素と組織存続の2条件を解説しました。

「チェスター・バーナード」が提唱する組織存続の3要素は、「コミュニケーション」「貢献意欲」「共通目標」に分けられます。

これらは組織として存続するためには必要不可欠な要素です。

また、組織存続の2条件の「内部均衡」と「外部均衡」も重要なポイントとして解説しました。

ぜひ本記事でお話したバーナード組織の3要素を意識して、ご自身の組織を存続させましょう。

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