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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2020/08/21 20:59

経営

売掛金とは?基礎知識や仕訳方法を詳しく解説

経営の安定と継続を考えるとき、大切にしたいことのひとつに「売掛金の管理」があげられます。

事業規模が大きくなるにつれて、売掛での取引も多くなります。

売掛金を正確に管理するには、入金サイクルや仕訳方法などをしっかり把握しておくことが大切です。

 

売掛金とは?

商品やサービスの代金をその場で支払うのではなく、後で支払うことを「掛取引」といいます。

企業では、継続的に多数の取引先とさまざまな取引を行います。そのたびに代金を清算するのは、あまり現実的な方法ではありません。

そのため、毎月15日締めや月末締めといったように、日を決めて1カ月単位で請求するのが一般的となっています。

このときに、売った側が受け取る予定の代金が「売掛金」です。

以下で、売掛金と買掛金、未収金との違いについて解説します。

売掛金と買掛金の違い

売掛金は代金を請求できる権利(債権)であるのに対し、買掛金は代金を支払わなければならない義務(債務)です。

掛取引は信用に基づいた商取引です。買掛金を支払うことができなければ信用を失い、今後の取引がなくなってしまうかもしれません。

信用を保ち、健全な経営を続けるには、売掛金はいつ回収できるのか、

買掛金をいつ支払うのかといったスケジュールを把握しておく必要があります。

黒字倒産に陥らないためにも、売掛金と買掛金のバランスを保ち、回収と支払いを確実に行うことが大切です。

売掛金と未収金の違い

未収金は売掛金と同じく、将来受け取るべき代金です。ただし、売掛金とは異なり、本来の事業活動以外から得る代金を指します。

例えば、会社所有の不動産や有価証券を売却した代金、不動産賃借業以外の会社が自社物件から得る賃貸収入などは、

未収金にあたります。

未収金に計上できるのは決算期後1年以内に回収予定のものです。

本業の利益を誤って未収金に計上した場合など、未収金が多額になると不正会計を疑われ、

金融機関の評価が下がる恐れがあります。売掛金と未収金はきちんと区別して管理することが大切です。

 

売掛金を回収する手法

売掛金は、きちんと回収できなければ売上にはなりません。

売上がなければ手持ちの資金が不足し、経営が立ち行かなくなってしまいます。

もし、取引先が期日までに代金を支払ってくれない場合、売掛金を回収するためにどのような方法があるか紹介します。

督促を行う

支払期日を間違えていた、振込みを忘れていたなど、取引先の手違いが原因という可能性もあります。

まずは電話やメールで督促を行いましょう。督促の証拠を残すためにも、メールがおすすめです。

できれば担当者同士だけではなく、自分の上司や取引先の経理担当など、複数人に向けて送信しましょう。

内容証明を送る

何度も連絡したにもかかわらず支払いがない場合は、内容証明を送ってみましょう。

内容証明は公的機関が内容を保証してくれる文書で、郵便局に5年間保管されます。

法的な効力はありませんが、心理的圧力をかけることができます。

訴訟を起こす

売掛金の回収には時効があります。相手がいつまでも支払いを行わない場合には、訴訟を起こすことを検討しなくてはなりません。

ただし、法的措置をとるのは最終的な手段です。相手が破産宣告をしてしまったら1円も回収できなくなる恐れもあります。

まずは根気よく督促を行い、交渉することが大切です。

 

売掛金の仕訳方法は?

売掛金の回収もれを防ぐポイントは、経理業務を正確に行うことです。

ここでは、売掛金が発生したときに必要な経理の仕訳について説明します。

売上時の仕訳

売掛金は債権であるため、賃借対照表では資産に分類されます。売上発生時には資産が増加することになるので、

借方に「売掛金」として記載します。対となる貸方には「売上」として同じ金額を記載しましょう。

回収時の仕訳

代金を回収してはじめて「売掛金」がなくなります。

借方には増加した資産として入金方法と金額を、貸方には減少した売掛金を記載します。

例えば現金で入金があった場合には、借方は「現金」、貸方は「売掛金」となります。

消費税の仕訳

消費税の仕訳は、課税事業者か免税事業者かによって異なります。

仕訳方法には、「税込み経理方法」「税抜き経理方法」の2種類がありますが、課税事業者はどちらを使用しても問題ありません。

 

免税事業者の場合は、「税込み経理方法」で処理します。税込み経理方法は、売上と消費税額を合算して処理する方法です。

消費税込みの金額として記帳して構いません。税抜き経理方法では、本体価格と消費税額を分けて記帳します。

その際、借方勘定科目には「仮払消費税等」、貸方勘定科目には「仮受消費税等」を使用します。

 

健全な経営のために。売掛金について正確に理解しよう

事業を継続するためには、売掛金と買掛金のバランスや、入金と支払いのサイクルをきちんと把握することが重要です。

事業が成長し、取引先が増えるにしたがって、管理は大変になっていきます。

もしも売掛金の管理や回収についてお悩みがあれば、株式会社武蔵野の経営サポートを利用してみてはいかがでしょうか。

720社に及ぶ企業経営指導の実績から、貴社に合った適切な方法をご提案いたします。

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