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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

更新日:2023/07/11 16:56

採用

人材を見抜く採用面接とは?目的・状況別の質問例やポイントを徹底解説

読了まで約3分

企業の採用活動において面接には、応募者と直接対面して会話ができる重要な役割があります。
限られた時間のなかで応募者の人柄や資質、自社とのマッチングなど確認しなくてはならないことが多く、予め準備しておかなければしっかりとした人物像はつかめません。

本記事では、採用面接の目的や状況別の質問例などを紹介したうえで、人材を見抜くためのポイントを解説します。
自社の人材採用面接の方法や成果に課題を感じている企業経営者や代表者の方はぜひ参考にしてください。

人材を見抜く採用面接3つのポイント

採用面接で人材を見抜くためのポイントはいくつかありますが、ここではそのなかでも重要な3つを解説します。

1.自社に必要な人材を見極める

採用面接で重要なポイントは、自社にとって必要な人材であるかどうかを見極めることです。

例えば高学歴であったり、人にはないスキルを持ったりなどいわゆる優秀と言われる人材はすぐにでも採用したいと考えるのではないでしょうか。
しかし、優秀な人材が必ずしも自社で活躍する社員になれるかといえばそうではありません。

自社が求めるスキルと応募者のスキルは合致しているか、自社の価値観や企業文化に共感しているかなど、まずは自社が求める人物像を明確にすることが重要です。

2.応募者が普段の姿をだせる雰囲気をつくる

応募者の本音を引きだすには、ある程度リラックスして話せる雰囲気づくりが欠かせません。

具体的には面接に入る前に軽い雑談をしたり、面接官が一方的に話すことのないように会話のキャッチボールを意識したり、面接官が笑顔で柔らかい話し方を心がけるなどが挙げられます。

また、面接は窓がない部屋ではなく、外の景色が見える窓がある部屋で行うことで開放的に話せる雰囲気をつくりだせるでしょう。

3.自社の魅力が伝わるようにアピールする

採用面接の時点では応募者は自社の社員ではありません。
そうした意味では面接官と応募者は対等の立場であることを意識する必要があります。

企業側が優秀な人材だと判断して合格を決めたとしても面接時のイメージが悪く「この会社では働きたくない」と思われれば入社を断られてしまうでしょう。

面接官は清潔感のある身だしなみや丁寧な話し方を心がけるのはもちろん、自社で働くことのメリットや魅力をわかりやすく伝えることが大切です。
個人ではなく自社を代表して面接にあたっているという意識を持ちましょう。

 

人材を見抜くための採用面接の内容と手順

採用面接では、自社にとって優秀な人材を見抜く必要があります。
そのためにも採用面接の内容と手順を把握しておきましょう。
そこで採用面接の具体的な内容と手順について解説します。

1.アイスブレイク

アイスブレイクとは初対面の者同士が緊張をほぐすための手法です。
面接室の温度は大丈夫か、ここに来るまでに迷わなかったかなど日常的な会話をします。

例えば応募者の出身地を予め確認しておき、地元の人であれば知っている話を振ってみると応募者は面接官に親近感を持ち、和やかな雰囲気をつくり出せるでしょう。

面接は応募者だけではなく、面接官も多少なりとも緊張するケースが多いため、アイスブレイクは自身の緊張を解きほぐす意味でも高い効果が期待できます。

2.面接官の紹介と自社の説明

アイスブレイクである程度緊張がほぐれたとはいえ、そこからすぐに応募者に質問をすると一気に緊張感が高まってしまう可能性があります。
そこでまずは面接官の方から自身の自己紹介や自社の説明をするとよいでしょう。

自社の説明は応募者との間に認識のずれがないかを確認するうえでも質問前に行うことが重要です。
事業内容や人材を募集する理由、求める人物像や必要条件などを説明することで、改めて両者で共通認識を持てるようになり、安心して面接を進められます。

3.経験やスキルなど応募者への質問

応募者への質問は、まず自己紹介をしてもらい、そこから経歴やスキル、志望動機、入社後にやりたいことや身につけたいスキルなどを聞いていきます。

質問をスムーズに進めるポイントは、適度に質問を挟み、キャッチボール形式で進めていくことです。
特に緊張して上手く話せない応募者に対しては、面接官がサポートをしながら話しを促していくとよいでしょう。

なお、複数の面接官がいる場合は互いに質問内容を確認しておくと重複せずスムーズに進められます。

4.応募者から企業への質問と回答

面接では企業側から質問するだけではなく、応募者側からも質問ができる時間を設定しておきましょう。
質問内容や答えを聞く態度により、入社意欲の高さや応募者の人柄が見えてきます。

応募者からの質問に回答する際の注意点としては、嘘や誇張、ごまかしなどをせず、できる限り誠実かつ分かりやすく回答することです。
ここで適当な回答をすると入社後に不信感を抱き、企業に対して悪いイメージを持たれる可能性があります。
場合によっては離職理由の一つになってしまうため、誠実な回答を心がけることが重要です。

5.事務連絡や連絡事項

すべての質問が終わったら、最後に採用結果の通知方法やその後の対応など事務的な連絡事項を伝えて面接は終了です。

もしメールではなく、電話で採用結果を伝える場合は、連絡の取りやすい日にちや時間も確認しておくことですれ違いを防げます。

また、応募者の不安を少しでも解消するため、結果が出るまでの採用スケジュールは必ず伝えておきましょう。

 

【目的別】人材を見抜くための具体的な質問例

自社にとって優秀な人材を見抜くための具体的な質問例を目的別に紹介します。

入社意欲を確認する質問例

自社にとって優秀な人材を見極めるポイントの一つは、自社に愛着を持ち、この会社で働きたいと思う意欲です。
入社意欲を確認する質問により、自社とのマッチングや自社で何をしたいのかを見極められます。具体的には次のような質問がおすすめです。

  1. 当社を何で知りましたか
  2. 当社で働きたいと思った理由を教えてください
  3. 当社に入ってやりたいことは何ですか
  4. 会社選びで重視していることは何ですか
  5. 当社でどのような経験、スキルを身につけたいですか

自己理解を確認する質問例

自身を客観的な視点で見ることができるか、長所や短所を認識しているかなど自己理解を確認する質問も優秀な人材かどうかの判断材料として欠かせません。

自分を正しく理解していれば、入社後も足りない部分を自身で積極的に補えるよう努力し、成長していける人材である可能性があります。
具体的な質問例は次のとおりです。

  1. あなたの強みや長所は何ですか 
  2. なぜそれが強み、長所だと思いますか
  3. あなたが改善したい短所はありますか
  4. それに対し実際に行っている取り組みはありますか
  5. 周囲の人にどのようなイメージを持たれていると思いますか
  6. あなたの強みを当社でどう生かしていきたいですか
  7. あなたの性格を四文字熟語で表してください

コミュニケーション能力を確認する質問例

企業は個人ではなく、チームで動くのが基本です。
たとえ優秀な人材であっても、独断で決めて一人で動いてしまうとチームワークが乱れ、悪影響を及ぼすリスクがあります。

そうした意味でコミュニケーション能力があるかどうかは優秀な人材であるかどうかよりも重要な選択ポイントともいえるでしょう。
具体的な質問の例は次のとおりです。

  1. これまでチームで何かに取り組んだことはありますか
  2. 相手の話を聞く時に注意していることはありますか
  3. コミュニケーションを取る際に失敗した経験はありますか
  4. 失敗した経験からどのようなことを学びましたか
  5. チームで行動する時、あなたはどのような役割を担うことが多いですか
  6. 自分の考えや意見を相手に伝える時時に気を付けていることはありますか

性格や価値観を確認する質問例

応募者の性格や価値観に関する質問をすることで、自社の価値観や文化を共有できるかどうかがわかります。
また、入社後、適材適所に配置する際にも役に立つため、次のような質問で確認してみましょう。

  1. これまで継続的に取り組んでいることはありますか
  2. あなたが大切に思っていること、これだけは譲れないといったことは何ですか
  3. あなたの性格を一言で表してください
  4. 将来的にどのようなキャリアプランを描いていますか
  5. 学生時代の目標は何でしたか

ストレス耐性を確認する質問例

ストレス耐性の確認により、ストレスへの対処方法、困難な状況での対応力、失敗した時の気持ちの切り替え方、プレッシャーへの対処方法などを知ることができます。
特に新卒採用の場合、初めての社会で上手くやっていけるかどうかを知るには、これらの質問で確認することが重要です。

  1. 前職(もしくは学生時代)でストレスを感じたのはどのような時ですか
  2. ストレスが溜まった時の自分なりの解消法はありますか
  3. 大きな失敗をした時はどうやって気持ちを切り替えていますか
  4. 落ち込んでいる時やイライラしている時はどう対処していますか
  5. 困難な状況に直面した時はどのように乗り越えますか

 

【状況別】人材を見抜くための具体的な質問例

応募者が新卒か中途採用かによって人材を見抜くための質問は異なります。
ここではそれぞれの状況における具体的な質問例を紹介します。

新卒採用における具体的な質問例

新卒採用の面接は基本的に社会人経験のない学生を相手にすることになるため、学生時代の経験についての質問から人柄や価値観を見極めます。
また、成長の余地がどれだけあるかの確認も重要です。

  1. 学生時代、もっとも力を入れていた取り組みは何ですか
  2. 学生生活でもっとも楽しかったこと、もっとも苦労したことを教えてください
  3. 企業説明会や相談会には参加しましたか
  4. インターンシップやアルバイトなどで得たものはありますか
  5. 最近、気になったニュースや興味を持ったできごとを教えてください

中途採用における具体的な質問例

中途採用の面接では、前職を辞めた理由について質問することで自社に合っているかどうかを確認することが重要です。
また、新卒とは異なり、即戦力として働けるかどうかの確認も欠かせません。
前職での経験やスキルについてもしっかりと質問しましょう。

  1. 前職を退職した理由を教えてください
  2. 転職をしようと思ったきっかけは何ですか
  3. 前職での業務内容やポジションを教えてください
  4. 転職先を選択する際、一番重視するのは何ですか
  5. 前職で得た経験やスキルを当社でどう生かしていきたいと思っていますか

 

経営計画書を活用し自社に必要な人材を見極めよう

少子高齢化の影響もあり、多くの業種で人手不足が慢性化しつつある現在、採用面接で優秀な人材の確保をすることは企業として生き残っていくうえで重要な役割を果たします。

新卒、中途に関わらず応募者の多くは緊張して面接に臨んでくるため、そのなかで本音を引き出し、人材を見極めるにはリラックスして話せる雰囲気づくりが欠かせません。

同時に面接官は会社の顔として応募者に接するため、自社の価値観や魅力などをしっかりと伝える必要があります。
そこで、面接官を担当する際には経営計画書の理解が大切です。会社の方針や理念、スケジュールなどを網羅した経営計画書を把握することで、応募者に対しても明確に自社のアピールが可能になるでしょう。

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