裸一貫で会社を興し、幾多の不況を乗り越えてきた。
お客様の顔、社員の顔、資金繰りの苦労…。
その全てが社長が歩んでこられた道のりそのものであり、今の会社の礎となっているはずです。
社長、あなたのその「肌感覚」は誰にも真似できない、会社の最も尊い資産です。
しかしその一方で、こう感じることはありませんか?
「最近、自分の『勘』が少しずつ時代の流れとズレてきている…」
「自分が育てた幹部でさえ、本当の意味で自分と同じ視点では物事を見ていない…」
その感覚、正しいです。そして、それはあなたの能力が衰えたからではありません。
会社が成熟し、あなたの「個の力」だけではもはや成長をドライブできないステージに来た、という証なのです。
「あなたの頭の中」が会社の最大のリスクになる
極端な話、もし明日あなたが会社に来られなくなったら、社員たちはこれまでと同じように正しい判断を下し、会社を前に進めることができるでしょうか?
答えがおそらく「ノー」であるなら、あなたの会社は「社長の頭の中」という極めて不安定で引き継ぎ不可能なものの上に成り立っていることになります。
それは、大切に育ててきた社員たちを、海図も羅針盤もない船で荒れ狂う大海原に放り出すことに他なりません。
あなたの「暗黙知」を会社の「形式知」へ
ではどうすればいいのか?
あなたの最後の偉大な仕事は、もう一本大きな契約を取ってくることではありません。
あなたの頭の中にだけあるその膨大な「暗黙知(言葉にできない経験則)」を誰もが理解し実践できる「形式知(マニュアル化された仕組み)」へと変換し、組織にインストールすることです。
そのための最も強力で実践的なツールが「経営計画書」なのです。
あなたの「人生」を会社の「羅針盤」に変える3つのステップ
経営計画書は単なる目標管理シートではありません。
あなたの経営者人生そのものを会社の未来を照らす羅針盤へと変えるための、具体的なプロセスです。
ステップ1:あなたの「勝ちパターン」を全て棚卸しする
計画書を作るプロセスを通じて「なぜ、あの時、自分はこう判断したのか?」「我が社の本当の強みは何か?」といった、あなたの中の成功法則を全て言語化していきます。
これは、あなた自身の経験の「棚卸し」作業です。
ステップ2:それを「社員の共通言語」に翻訳する
棚卸ししたあなたの哲学や戦略を社員の誰もが「自分の仕事」として理解できる具体的な方針・ルール・数値目標にまで落とし込みます。
社長の「感覚」が社員の「行動」に変わる瞬間です。
ステップ3:次世代が迷わない「経営のコックピット」を作る
完成した経営計画書は、次の経営者が迷わず会社を操縦するための「経営のコックピット」になります。
計器(数字)の見方、操縦桿(ルールの使い方)さえ学べば、たとえあなたという伝説的なパイロットが隣にいなくても、あなたと同じ景色を見て会社を安全に航行させることができるのです。
あなたの「最後の仕事」
社長、あなたのビジネス人生の集大成は何でしょうか。
それは、あなたが去った後も社員たちが路頭に迷うことなく自らの力で会社を成長させ続けられる、揺るぎない「経営のOS」をこの手で遺すことです。
そのOSがあれば、あなたという一個人の天才的な経営手腕は100年先も通用する普遍的な経営哲学となり、会社が続く限り未来永劫生き続けます。
「とはいえ、自分の頭の中をどうやって整理し仕組みにすればいいのか…」
その第一歩を踏み出すのは、簡単なことではないかもしれません。
このシートにあなたの判断基準を書き出す、その一つ一つの作業が未来の経営陣が立ち返るべき「会社の憲法」の第一条になっていくのです。
今回、あなたの経営哲学を100年先も会社を導く「経営のOS」へと昇華させる、その第一歩となる特別資料『はじめての経営計画書』をご用意しました。
まずは、あなたの偉大な経験という「宝の山」を、未来に残すための設計図を描いてみませんか?