2021.01.04
チェックにヌケが出ないには
経営改善コラム

部下を指導する上司は、チェックリストを持っていないから、チェックにヌケが出るのです。
リストを使わなければいけません。
わが社の一番簡単で、最高のチェックリストは、
経営計画書の冒頭に載っている「経営計画書配布先一覧表」です。
新人と中途採用者を除いて、全社員の氏名が記載されています。
私はいつも、これでチェックをしています。
このように、最初は“今あるもの”を使ってチェックをする。
もし使い勝手が悪かったら、あとからチェック項目を追加すれば良い。
それが正しいチェックリストの使い方です。
何もない所からチェックリストを作ろうとすると、失敗します。
さらに、チェックをしたら、その後必ず確認をするということが大切です。
そうしないと、必ず漏れが出ます。
チェックとは確認をして印をつけることです。
経営者はマクロにチェックしてマクロに対策をとり、
管理職はミクロにチェックしてミクロに対策をとるという仕事の仕方をしなければなりません。
部下はチェックされることにより、気がつかない部分の指摘を受ける。チェックがなければ進展がない。
自分のことは自分でチェックし、部下のことは“チェックリストを使って”チェックする。
それが大切です。