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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2020/04/20 07:00

人件費

どの会社も、みなさんも私も、計画や予算を作ります。
しかしながら、その計画は、98%の確率で達成しません。

一番達成しないのが利益。次は売り上げ、三番目は粗利です。
でも、どの会社でも100%達成するのは「人件費」です。
この、使った人件費を活かせるかどうかの一番の要因は、社員の教育をするかどうか。
要は、教育研修費をどう扱うかです。
教育をしなければ、使った人件費は活かされません。

私も社員になりたての頃は、会社に来ること=働くことだと思っていました。
成果をあげるなど、これっぽっちも思っていませんでした。
多くの人がそうです。
ですから、「働く=成果を上げる」ことだと教育をしなければなりません。
成果を出すとは、お客様に喜ばれること。
お客様に喜ばれることとは、面倒くさいこと。
面倒くさいことは誰もやりたがりません。
そこでわが社では、訓練をしているのです。

環境整備は、仕事をやりやすくするための環境を整えること。
そのことを掃除を通して、徹底して教えています。
掃除が好きか嫌いかといえば、みな嫌いです。

会社の中で、嫌いなこと、イヤなこと、面倒くさいことをやらない人が、
お客様のところに行って仕事ができるはずがない。
お客様のところのほうが色々な状況があり、さらに困難が待ち受けているわけですから。

ですから、人件費を活かすためには教育をしなければならないのです。
多くの会社は、社員教育をしても人が辞めたら損だと思っていますが、それは反対です。
教育して人が辞めたら“得”なのです。
会社全体のスキルが上がっているのですから。

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