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株式会社武蔵野経営サポート事業部

KOYAMA COLUMN

小山昇
経営改善コラム

2020/04/13 07:00

助言

助言は、相手によって変えなければいけません。
小学校1年生に教えることと、中学1年生、高校生、大学生に教えることは違います。
同じように、社会人1年生、管理職というふうに、その人の体験や職責に合わせてあげなければいけないのです。

ところが人間は、自分の考えかたが正しいと思っているから、「こうしたほうが良い」と言ってしまう。
でも、言われた側は体験がないので、何を言っているのか理解できません。

もっと具体的にいえば、海外旅行に一度も行ったことがない人に助言をするのと、
一度は行ったことがある人にするのとでは、助言が違います。
私はしょっちゅうアメリカに行っていますが、時差ぼけはしません。

初めて海外旅行に行く人に、時差ぼけをしない方法を教えてもムダですから、私はしません。
その人は、初めて海外に行くので興奮している上に、
食べなければ損だとばかりに機内食を食べます(笑)。

私は、成田空港に着いた途端、行き先の時間に合わせて行動しています。
機中が現地の夜なら、成田で夕食を済ませ、機内食を食べずに寝ています。
ところがみな、日本時間のまま行動しているから時差ぼけをするのです。

海外旅行は何度目か、お金はどのくらいかなど、
その人の状況を聞いてアドバイスをしてあげないとフィットしない。
ついでに海外旅行に行く際、トラベラーズチェックを持っていたら、
その人は「初めての海外旅行」です。
私の場合は、少々の現金とカードのみ。それで事足ります。

また、みな現地で「安くて良いお土産」を探しますが、「高くて良いお土産」しかありません。
さらに、貰うほうから言わせれば、安いものをもらいたいと思っている人は一人もいません。

ですから、真剣に「安くて良いお土産」探しをしないほうが良いです。

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