2019.03.11

後始末

経営改善コラム

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今回のテーマは【後始末】です。

何かを始めることは、誰にでもできます。
新規事業を始めるのは、簡単です。

例えば、○○さんが新規セールスに行きます。
見本投入を数多くします。
それは簡単です。

しかしその後で、見本を回収するのが大変なのです。

何ごとも始めるのは容易です。
見本投入した会社を全部訪問して契約し、
未契約のところの見本を100%回収してくること。

これが、「後始末ができる」ということです。
多くの会社が、新規事業をやりたがります。

そのこと自体に問題はないのですが、
本当は失敗してやめる時が大切なのです。
やめる時は、始める時よりも時間がかかります。

わが社にも、以前はたくさんの事業がありました。
これまで多くの失敗もしています。

本当に、たくさん失敗してきました。

ある事業をやめる時、コツは、一気にやめないことです。
そこで働いている人の心と、
ほかの社員の心がすさんでしまうからです。

私が社長になって、ある事業を立ち上げた時、
売り上げが3,000万円、投資が3億4,000万円かかりました。

この事業の撤退が、わが社で最も大きかった撤退です。

当時、五つの営業所がありました。
まず、これを三つに統合しました。

三つに統合すると、
遠くから来ているパート、アルバイトは必ず半分は辞めます。
さらに三つの営業所を二つに統合すると、また半分辞める。

このように徐々に撤退し、ピーク時に100人いた従業員で、最後に残ったのは3人でした。

事業をやめる時、急にやめてはいけません。
クレームの処理も同じです。

お客様と接して、
契約したその後のフォローがきちんとできていなければ、
一人前とは言えません。

後始末とは、そういうことです。
何ごとも、「立つ鳥跡を濁さず」です。

 

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