2018.08.03

仕事の中に人生がある

経営改善コラム

20170623

仕事が厳しく、残業が続く。家族とゆっくり語らう時間もない。
そんなときに多くの社員は、ふと疑問を抱きます。
はたして家庭を犠牲にしてまで仕事をしないといけないのか。

私は大学生を対象にした就職セミナーを行うときに、必ずこう尋ねます。
「あなたが高校生のときに、お父さんが新宿のホームレスになっていたとします。それでも、あなたは大学生になっていたと思いますか」
もちろん、全員が大学には進学できなかったと答えます。

大学生を前に「仕事の心構え」を説いているわけですが、学生は個人の価値観が仕事よりも優先されると考えがちだからです。
そんな気持ちで会社に入ってくれば、「趣味の時間がとれないから、残業はしない」と平気で言うことになります。

そこで、ホームレスの話になるのです。
自分の父親が失業し、ホームレスに転落したとすれば、家族はたちまち経済的困窮に陥ります。
母親が働きにでても、父親ほどの収入は無理。

家事負担も子供にのしかかり、旅行にだって行くことはできない。
高校はなんとか卒業しても、大学へ進学する余裕はどこにもなくなります。
仮に父親が家庭を顧みなかったとしても、その父親の仕事のおかげで家庭が成り立っていた。
このことに気付いてもらいたいために、あえて話すのです。

個人にとっても同じことです。人生の中に自分の価値観を見出すことは大切なことですが、それを仕事に持ち込むことは一丸となるべき組織の崩壊につながってしまう。
仕事あっての私生活であり、仕事あっての個人なのです。

ある日、中途入社した社員が、私に文句を言ってきたことがあります。
「社長、それはおかしいですよ。前の会社では、別の方法でやっていました」と言うのです。

異なる会社の価値観を持ち込んでいて、この指摘は矛盾しています。
前の会社が自分の価値観に合わなかったために、退職したはずです。
それなのに、その会社の方法を再び持ち出して再考を促す。
どう考えても筋が通りません。

自らの価値観を仕事に持ち出したら、たちまち組織は烏合の衆となってしまいます。
本当に恐れなければならないのは、これです。

だから有能な社員であろうと、その「個人の価値観」ではなく会社が向かうべきミッションを優先させなければならないのです。

繰り返しますが、人生の一部を仕事が占めているのでは決してありません。
「仕事の中に自分の歩むべき人生がある」と私は考えています。

 

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