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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2021/01/07 22:13

経営

VUCA組織とは

将来のビジネス環境の変化がわからない、予測できない時代状況のことを「VUCA(ブカ、ブーカ)」と呼びます。

たとえば、新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、消費者の行動や意識を大きく変化させ、

「ニューノーマル」と呼ばれる新しい日常を生み出しました。

VUCA時代を生き延びるには、活力ある組織を生み出し、柔軟でスピーディーな意思決定を行っていく必要があります。

この記事では、VUCA時代の特徴や、VUCAに対応するための組織づくりについて解説します。

 

VUCA時代に企業が直面する4つの社会変化

ビジネスシーンでよく使われる「VUCA(ブーカ)」とは、

・変動性(Volatility)
・不確実性(Uncertainty)
・複雑性(Complexity)
・曖昧性(Ambiguity)

の4つの頭文字を並べた造語で、現代の企業を取り巻く不安定で予測不可能な経営環境を表します。

VUCA時代では、企業は4つの社会変化への対応が必要です。

変動性:テクノロジーの進歩が市場を変動させる

IoT、AI、クラウド、ビッグデータなど、企業における最先端技術の活用事例が増えてきました。

テクノロジーの進歩により、新しい製品やサービスが次々と生まれ、市場が変動しています。

企業は市場や顧客ニーズの変化を見極めつつ、意思決定のスピードを高め、柔軟にアイデアを生み出していく必要があります。

不確実性:世界経済の変化が企業の基盤を不確実にする

環境破壊がもたらす経済活動への影響や、イギリスのEU離脱、米中間の経済戦争など、世界経済のリスクが高まっています。

国内でも新型コロナウイルス感染症の流行により、多くの企業が倒産に追い込まれるなど、経営基盤が揺らぎつつあります。

世界経済の変化を敏感に捉え、リスクヘッジを行う姿勢が必要です。

複雑性:グローバリズムの進展が業務の複雑性を高める

グローバリズムの進展により、国際的なサプライチェーンを構築する企業が増えています。

中小クラスの企業でも、現地に海外拠点を設け、多様な性・人種・宗教・キャリアを持つ人材を雇用する事例が少なくありません。

国によって法やビジネス習慣が異なるため、以前よりも業務レベルの複雑性が高まっています。

曖昧性:これまでの成功モデルが通用しなくなる

VUCA時代では、市場や顧客ニーズが急激に変化し、製品やサービスのライフサイクルが短くなっています。

新たなビジネスモデルの登場から陳腐化までの時間が早く、過去の成功例が通用しないケースも少なくありません。

ビジネス環境の見通しが曖昧になる中、スピーディーで精度の高い経営判断が求められます。

 

VUCAに対応する組織づくりの2つのポイント

VUCA時代の急激な社会変化に対応していくためには、会社組織の活性化が必要です。

VUCA時代に対応する組織づくりの2つのポイントを解説します。

ボトムアップ型のリーダーシップを育てよう

VUCA時代において市場の変化を機敏に察するためには、直接的な顧客接点を持つ現場レベルの「気づき」が必要です。

そのためには、ボトムアップ型のリーダーシップを育てることが大切です。リーダーシップには4つの類型があります。

指示・命令タイプ:リーダーが部下に指示し、すべきことを細かく命令する
参加・指導タイプ:リーダーが部下の仕事に参加し、共に仕事をしながら指導していく
支援・説得タイプ:仕事の進め方を部下に任せ、リーダーはサポートに徹する
委任・達成タイプ:仕事のすべてを部下に任せ、リーダーは責任だけを追う

「指示・命令タイプ」以外の3つのタイプが、ボトムアップ型のリーダーシップに当たります。

ボトムアップ型のリーダーシップを持つ人材を育てることで、現場の「気づき」が生まれ、

自分の頭で考えて動く組織づくりにつながります。

OODAループを徹底させ、意思決定をスピードアップ

ビジネス環境の変動に対応し、すばやく改善やアイデア創出を行って行くには、組織全体の意思決定のスピードが必要です。

意思決定のスピードアップにつながるのが、「OODAループ(ウーダループ)」と呼ばれる思考フレームワークです。

観察(Observe):情報を収集し、経営環境をありのままに観察する
適応(Orient):観察データに基づき、自社のビジネス課題を抽出する
決定(Decide):ビジネス課題に対し、とるべき行動を決める
実行(Act):意思決定に基づき、迅速に行動に移す

この4つのプロセスを繰り返すことで、ウィズコロナ時代の「ニューノーマル」のような予測不可能な状況でも、

常に打開策を見つけることが可能です。

OODAループを現場に取り入れ、柔軟で決断力のある組織づくりに取り組みましょう。

 

VUCA時代に対応し、柔軟で決断力のある組織づくりを

急激な社会変化が起こるVUCA時代では、企業は不安定で予測不可能な経営環境にさらされます。

VUCA時代に対応していくには、従業員1人ひとりが自分の頭で考えて動く自立型の組織づくりが欠かせません。

ボトムアップ型のリーダーシップの導入や、OODAループの徹底により、組織の活性化に取り組みましょう。

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