中小企業の業績を最短距離で伸ばすなら株式会社武蔵野の経営コンサルティング

株式会社武蔵野経営サポート事業部

MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2021/01/25 21:49

経営

集団凝集性とは

チームワークに優れ、社員同士がまとまっている会社組織は、「集団凝集性」が高いのが特徴です。

集団凝集性とは、集団のメンバーを1つにまとめる「求心力」「帰属意識」のことです。

集団凝集性を高めることで、結束力が高く、従業員1人ひとりが生き生きと業務に取り組む活性化した

会社組織をつくることができます。

この記事では、集団凝集性の基本的な考え方や、集団凝集性を高めるための人事施策について、わかりやすく解説していきます。

 

集団凝集性とは?会社組織への帰属意識を高めるマネジメント

集団凝集性(Group Cohesiveness)とは、その集団のまとまりの度合いや、帰属意識の高さを表す言葉です。

集団凝集性が高い会社組織ほど、社員1人ひとりの帰属意識が高く、会社組織の目標やビジョンへの貢献度が高まります。

集団凝集性を高めることが、会社組織の結束力を改善するためのポイントです。

集団凝集性には、次の2種類があります。

対人凝集性、課題達成的凝集性の片方だけでは、結束力の高い会社組織は生まれません。

まとまりのある会社組織をつくるうえで、対人凝集性(人)、課題達成的凝集性(目標)の両方を

バランスよく伸ばしていくことが大切です。

グループシンク(集団浅慮)に注意が必要

一方で、集団凝集性が高くなりすぎると、「グループシンク(集団浅慮)」が生じるリスクがあります。

グループシンクとは、会社組織内での同調圧力が高まり、異なる意見が生まれにくくなる現象です。

グループシンクが発生する代表的な原因として、次の4つが挙げられます。

  • 集団凝集性が高くなりすぎて仲良しグループと化し、同調圧力が生じている
  • リーダーの権力が強く、反対意見に圧力がかけられている
  • チームやグループ単位で孤立しており、外部の意見や情報提供を受け入れない
  • 職場環境のストレスが大きく、仕事や人間関係から逃れたいあまり、十分な時間をかけずに意思決定が行われている

グループシンクに陥った組織は、物事を柔軟に判断する能力が失われるため、だんだん不活性化していきます。

会社組織を活性化させるためには、グループシンクが発生しないように集団凝集性を高めていく必要があります。

 

集団凝集性を高める3つの方法

それでは、集団凝集性をどうやって高めていけばよいのでしょうか。

ここでは、従業員同士の結束力が高い会社組織をつくる3つの方法を紹介します。

従業員同士で多くの時間を共有する

集団凝集性の高さは、メンバー同士で共に過ごした時間の長さと相関関係にあります。

グループワークや共同プロジェクト、入社後の社員研修やオンボーディング(受け入れ体制)など、

社員同士で多くの時間を共有する仕組みをつくることで、集団凝集性を高めることができます。

しかし、同じような属性の社員ばかりが集まる「仲良しグループ」と化してしまうと、会社組織の柔軟性が失われるリスクがあります。

時には部署やグループを横断したプロジェクトに参加してもらうなど、グループシンクを未然に防ぐための取り組みも必要です。

小規模のグループをつくる

集団の規模が小さければ小さいほど、集団凝集性が高まる傾向にあります。

とくに新人研修の際は、1グループ4~5人ほどの小規模グループワークを実施し、集団凝集性を高めましょう。

しかし、「課題達成的凝集性」を高めるためには、大きな目標やビジョンを設定できる大規模集団の方がよいケースもあります。

ストレッチゴールを与え、成功体験を積み重ねる

「対人的凝集性」「課題達成的凝集性」の両方を高めるのに役立つのが、成功体験の積み重ねです。

目標の達成やビジョンの実現に向けて、チームやグループが団結する過程で、集団凝集性が大きく高まります。

成功体験を演出するには、「ストレッチ目標(ストレッチゴール)」の設定が効果的です。

ストレッチゴールとは、適度な努力がなければ達成できない、「背伸び」が必要な目標を意味します。

目標達成に向けて、チーム一丸となっての努力が生まれるため、「対人的凝集性」「課題達成的凝集性」を

バランスよく高めることができます。

 

集団凝集性を高め、チーム全体のパフォーマンスの向上を

集団凝集性が高い会社組織は、チーム同士のまとまりがあり、共通の目的やビジョンに向かって団結しています。

チーム全体のパフォーマンスの向上が期待できるため、会社組織の集団凝集性を高めることが大切です。

具体的な人事施策として、小規模のグループワークや、ストレッチゴールを課すといった方法があります。

一方、集団の同調圧力が高まりすぎると、かえって組織が不活性化するリスクがあります。

ときには部署やグループの垣根を超えた交流を実施し、自分と異なる考えや意見を受け入れられる

組織風土づくりをすることが大切です。

その他のカテゴリーOTHER CATEGORY

武蔵野のサービスに
ご興味が出てきた方

CONTACT