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MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2021/05/18 13:32

経営

フィードフォワードとは

スムーズな業務遂行を促す方法として、「フィードフォワード」という手法が広まり始めています。

フィードフォワードは簡単に言うと「未来軸の思考」であり、自社内における人材の連携や育成にも活用できるものです。

本記事では、実際にビジネスにおいてどのように活かせるのか、詳しくご紹介していきます。

 

フィードフォワードは意欲を高めるのに有効

フィードフォワードとは、先を見据えて「これからどうすべきか」を追求していく考え方を指します。

ちなみに対となるのが、過去の行動にもとづき、今後に活かすべき点を見出す「フィードバック」という思考方法です。

対してフィードフォワードは、今後どうなりたいかというような目標や将来像に向けて、具体的な策を考えていきます。

大まかに言えばフィードバックは改善、フィードフォワードは向上といったイメージです。

 

ビジネスシーンでは、フィードフォワードもフィードバックも双方ともに必要ですが、場面に応じた使い分けが欠かせません。

例えばPDCAサイクルに沿った業務改善では、効果測定と修正の段階を踏むため、フィードバックが必要です。

しかし一方で上司から部下への指導などにおいては、フィードバックによって「否定された」と感じさせてしまい、

結果相手が委縮して上手く次に活かせないケースも考えられます。

より前向きな考え方であるからこそ、特にフィードフォワードはコミュニケーションに取り入れると有効的です。

未来の話ができるため、自然と互いのモチベーションも上がっていきます。フィードフォワードによって、相手の意欲を高める言葉が掛けられるのです。

 

フィードフォワードが職場にもたらす効果

ではフィードフォワードによって、実際にどのようなメリットが生じるのか、詳しく見ていきます。

円滑な人間関係を構築できる

先ほども出てきたように、フィードフォワードは特にコミュニケーションが必要なシーンで役立ちます。

アドバイスをするにしてもフィードバックのように「この部分は直したほうが良い」と言われてしまうと、

「自分は認めてもらえていない」と感じてしまうものです。

しかしフィードフォワードによって「次はどんな結果にしたいか」を軸に話をすることで、相手のネガティブな感情を引き出さずに済むでしょう。

さらにフィードフォワードにもとづいた前向きな話し合いができれば、その分コミュニケーションも活発になります。

具体的な行動を促す

フィードバックではどうしても反省の要素が強くなってしまいますが、

フィードフォワードで先を見据えた思考回路ができれば、「これから何をすべきか」が明確に見えてくるでしょう。

フィードフォワードを通じて、改善点の洗い出しではなく、目標に向けた計画が推進できます。

 

フィードフォワードが活用しやすい場面例

次からは、フィードフォワードの取り入れ方の一例についてご紹介します。

新人向けの導入時の教育

特に新入社員は職場に慣れておらず、どうしても社内では弱い立場と本人は認識してしまいがちです。

例えば営業の同行後などに教育担当からフィードバックを受けてしまうと、自分より強い立場の人間からの言葉であることもあり、

「叱られた」と受け取ってしまう可能性があります。

そのため新人の指導では、「次からはどうしたい?」というように、フィードフォワードによって本人自らが先を考えられる思考へと導くことが重要です。

管理職とメンバー間のコミュニケーション

管理職になると他者からの指導やアドバイスを受けることは減り、なおかつ部下からフィードバックするのはなかなか難しいでしょう。

しかし成長し続けるためには、周囲からの意見を聞き入れることは欠かせません。

そこでフィードフォワードによるコミュニケーション方法が浸透していけば、部下からの指摘もしやすくなります。

「見直すべき」ではなく「目指したい」という希望として、自分の考えを発信できるためです。

管理職側にとっても、より幅広いアイデアに触れることにつながります。

社内ミーティング

フィードフォワードにもとづいた会議やミーティングができれば、柔軟な発想を生み出す機会も増えます。

過去の結果に固執せずに未来の話ができるため、より創造性も高められるでしょう。

特に新しいサービスや製品の開発といった新規事業には、どんどん新しいアイデアを生み出していける、フィードフォワードの考え方が非常に役立ちます。

 

フィードフォワードによって組織力を向上

フィードフォワードは、コミュニケーションの活性化や新たなアイデアの創出にもつながりやすくなる概念です。

またフィードフォワードには、社内のシームレスな人間関係を生み出す効果も見られます。

こうしてフィードフォワードによって組織内の連携が強まれば、その分生産性も高められるでしょう。

強い組織を構築するためにも、フィードフォワードを取り入れるのは得策です。

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