中小企業の業績を最短距離で伸ばすなら株式会社武蔵野の経営コンサルティング

株式会社武蔵野経営サポート事業部

MUSASHINO COLUMN

武蔵野コラム

2021/02/08 22:25

経営

ブラザーシスター制度とは

新入社員研修やオンボーディングの一環として、今注目を集めているのが「ブラザーシスター制度(ブラシス制度)」です。

ブラザーシスター制度とは、同じ部署の年の近い先輩が、新入社員のブラザー(兄)やシスター(姉)となり、

サポートしていく取り組みを意味します。

こちらの記事では、ブラザーシスター制度の基本や、ブラザーシスター制度を導入するメリットについて解説します。

 

ブラザーシスター制度とは?同じ部署の先輩社員が新入社員をサポート

ブラザーシスター制度(ブラシス制度)とは、新入社員の定着やスキルアップを図るための取り組みです。

同じ部署の若手先輩社員が「ブラザー(兄)」や「シスター(姉)」となり、新入社員をフォローするのが特徴です。

ブラザーシスター制度には、次の4つの役割があります。

・身近な先輩が新入社員の仕事や人間関係の悩みに答える

・不慣れな社会人生活に寄り添い、適応を加速させる

・入社後に不安定になりがちなメンタル管理を行う

・ブラザー役やシスター役のスキルアップを目指す

ここでは、ブラザーシスター制度の特徴や導入ステップ、OJT・メンター制度との違いを解説します。

ブラザーシスター制度の4つの導入ステップ

ブラザーシスター制度は、主に新卒の新入社員のオンボーディング(受け入れ)の一環として、

自社の環境に早く慣れてもらうために行う取り組みです。

ブラザーシスター制度の導入ステップは次の4点です。

・ブラザーシスター制度の導入目的を決める

・ブラザーシスター制度の制度設計を行う

・ブラザーやシスターを選定する

・ブラザーシスター制度を導入し、効果測定やモニタリングを行う

とくに、ブラザーシスター制度の導入目的や制度設計をはっきりさせておくことが大切です。

ブラザーシスター制度の導入によって、新入社員のスキルアップにフォーカスするのか、早期離職の防止にフォーカスするのか。

また、入社後どの期間まで実施するのか、どの集団からブラザーシスターを選ぶのかなど、

ブラザーシスター制度の効果を高めるため、あらかじめ入念に方針を決めましょう。

OJTやメンター制度との5つの違い

新入社員や若手社員に対する施策として、「OJT」「メンター制度」があります。

ブラザーシスター制度とOJT・メンター制度の違いは次の通りです。

ブラザーシスター制度は、新卒の新入社員の定着・スキルアップを目的とした施策です。

「新入社員が定着しない」「新入社員の成長速度が遅い」といった悩みをお持ちの場合は、

ブラザーシスター制度の導入をぜひ検討しましょう。

 

ブラザーシスター制度を導入する2つのメリット

ブラザーシスター制度を導入することで、2つのメリットが得られます。

1.早期離職の防止につながる

厚生労働省の調べによると、新規学卒者のうち、大卒者の32.0%、高卒者の39.2%が入社後3年以内に離職しています。[注1]

事業規模が小さい中小企業ほど離職率が高く、早期離職の防止は企業の大きな課題です。

身近な先輩がサポートに付き、入社後の悩みに答えるブラザーシスター制度は、新入社員の早期離職を防止できます。

先輩との信頼関係の構築を通じ、企業への愛着や忠誠心を育てる効果もあります。

一方で、ブラザーシスター制度は、ブラザー役やシスター役の社員の業務負担増加につながります。

ブラザーシスター制度の導入により、かえって離職率を高めることにならないよう、業務量のモニタリングを実施しましょう。

2.新入社員・先輩社員双方のスキルアップにつながる

ブラザーシスター制度は、指導を受ける新入社員、指導を行う先輩社員双方のスキルアップにつながります。

新入社員は新社会人としての心構えや業務遂行能力、先輩社員はマネジメントスキルやリーダーシップを学ぶことが可能です。

人材開発の一環として、ブラザーシスター制度を導入する場合は、人材の配置に気を配りましょう。

新入社員とブラザー・シスターの相性が合わないと、期待した教育効果が得られない可能性があります。

新入社員の属性分析や、ブラザー・シスターの性格や指導スタイルを考慮し、マッチングに配慮することが大切です。

 

[注1] 厚生労働省:新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)を公表します

 

ブラザーシスター制度を導入して組織力の底上げを

新入社員の定着やスキルアップに役立つのが「ブラザーシスター制度」です。

中小企業を中心として、入社後3年以内の離職率の高さが問題となっています。

同じ部署の年の近い先輩が新入社員のブラザー(兄)、シスター(姉)となり、

入社後の悩みや課題をサポートするブラザーシスター制度なら、新入社員の早期離職の防止は可能です。

新入社員は企業の将来を担う人材です。

新入社員を育て、組織力を底上げするため、ブラザーシスター制度の導入を検討しましょう。

その他のカテゴリーOTHER CATEGORY

武蔵野のサービスに
ご興味が出てきた方

CONTACT