2017.12.22

創意工夫にこだわりすぎない

経営改善コラム

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あなたが創意工夫にこだわるのは、きっと学校教育がそれを奨励し、そういう生徒が優秀だとされてきたからでしょう。
しかし本当は、創意工夫よりも真似のほうがずっと高いスキルを要するものです。

創意工夫なら小学校1年生でもそれなりにできる。
これまで1色のクレヨンで絵を描いていた1年生が、やがて描く対象によって色を分けるようになれば、それは立派な創意工夫ではないですか。
しかし色を塗り分けられるようになったからといって、それで小学校6年生と同等の絵を描けるわけではありません。

社会人として低学年のあなたに求められているのは色を塗り分けることではなく、6年生の絵を正確に模写することです。
それが「上達した」ということであり、翻って社会人として「成長した」ことになる。
もちろんあなたがパブロ・ピカソのような大天才であれば話は別ですが。

創意工夫は、少なくとも社会に出てからは、邪魔になることが多いのです。

しばしば「世界を変えた」と称賛されるソニーのウォークマンだって、アップルのマッキントッシュだって創意工夫が皆無だったとは申しませんが、やはり既存の技術を真似してそして組み合わせ、発展させて生まれてきたのです。

99%の真似、そこに1%の創意工夫を加える。
世の中で革新的と言われるあまたの製品やサービスも、皆そうして生み出されてきたのです。

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