2017.04.07

新卒25人中退職者ゼロの奇跡

経営改善コラム

新卒25人中…

武蔵野の1年目社員の離職率は、残業問題に取り組み始めてから大幅に改善されています。2015年度に至っては、25人採用してひとりも辞めていません(2016年10月現在)。新卒社員の定着率向上に貢献しているおもな取り組みは、次の「5つ」です。

 

①管理職の数を増やして、「目が行き届く」ようにする

② 課長職以上は「3年定年制」にする

③ 新卒社員は、入社後1年で異動させる

④「インストラクター」と「お世話係」に新卒をフォローさせる

⑤ 内定者研修を実施する

 

今回は、上記の中から1つだけ、『 管理職の数を増やして、「目が行き届く」ようにする』について説明しましょう。

 

わが社は、「管理職(課長職以上)」が70人を超えています。全社員の約3分の1です。管理職を多くする理由は、「2つ」あります。

1つは、役職を与えることで、責任感を持つから。他の会社で課長になれない人材でも、武蔵野なら「課長」の名刺を持てます。そうすれば、まわりの見る目が変わるから、本人のやる気も上がります。

2つ目は、部下を辞めさせないためです。 ひとりの課長に50人の部下を持たせる会社もありますが、わが社に50人の部下を管理できる優秀な社員はいません。ひとりの課長が持つ部下は、「5人」が基本です。部下の数が少ないと人材教育に手間がかけられますし、価値観の共有も容易です。コミュニケーションも取りやすい。その結果、新卒社員が辞めなくなります。

 

多くの社長は、管理職が増えると、「人件費の総額が上がって損だ」と考えます。でも、そう考えるのは、会社の数字を俯瞰して見ていないからです。わが社は、管理職を増やしたことによって生産性が上がり、残業時間も減った結果、管理職手当を上回るだけの利益を上げることができました。

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